次女は、5年で大学を卒業した。
卒論も済ませての5年目は、わずかな単位を引きずっての1年・・・。
折角なので、出たかった講義にも参加した。
「就職」の2文字を蹴飛ばし、自生している。(自分で生活している)

登山道具を整理していたら、小さな四角い板が出て来た。

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(次女・大学1年/長男・高校2年の頃、尾鈴縦走の一コマ・・・赤矢印が、その板だ!)

山や、テント内でコンロで食事を作る時、平らな場所を確保したり、まな板代わりにもなったり、使っている人は多いだろう・・・。
彼女が小学生の頃、「何か書いてくれないか?」と頼んだら、この絵を描いてくれた。

~メメント・モリ~ 
memento mori(死を忘れるな)」
「自分が(いつか)必ず死ぬことを 忘れるな」
「なんじは死を覚悟せよ」

そんな意味らしいが、彼女らしい・・・私の登山グッズの守護神みたいなもんだ!!

そんな彼女から、「茨木のり子」の詩がメールで届いた。

  「自分の感受性くらい」
  「一人は賑やか」

戦後の日本を代表する女性詩人・童話作家・ エッセイスト・脚本家だそうだが、私は初めて触れた様に思う。
何かみなぎるモノを感じるが、次女の「焦り」や、「挑戦」や、「苦悩」や、「夢」やを感じた。
ゆっくりでいい。
君は、その大学で「本当のやりたい事」を、薄ら感じたのだろうから・・・。
2年目、「退学したい!」と言った君を止めた私だ!
世間的に、「卒業」を強いた、小さい親父の言った事だ!
もう、自分で歩く君の歩みを止める事は無い。
むしろ、盛大の応援を惜しまない!!