大切で仕方ない我が子だ!!
行くわいな!!
卒業式・・・。
これから、親として、どう寄り添えば良いのだろう?
穏やかに、静かに、ただただ見守れば良いのだろうか?
彼女は、いままでの愛情を痛く強く感じ、感謝してくれている。
「恩返し??」
そんなもの、考えるぐらいなら、どの方向にでも歩けばいいんだ。
豊かな人生を送るに、金の尺度で測る人間じゃ・・・毛頭あるまい。
私は、そう思いそう家族と関わりあって来たはずだが、それを良く理解してくれている彼女だ!

まっ、一瞬の通り過ぎる風の様だね・・・。
まだまだ、こんなもんじゃぁ~ないよ!!
彼女の魅力は・・・。
「卒業=新生活」の繰り返しの中にいた。
普通そうなんだが、彼女は、「何もない世界に独り突っ立っている。」と、感じ表現した。
ポンと、放り出された感じがしているのかい?
「就職」「定職」を、あえて避けて通った君の人生だ!!
そして、それこそを自分で選んで歩き始めたんだ。
親として意見などあるはずがなく、これからも楽しませてもらうよ!!
どんな時でも、近くにいて応援している。
「頑張れよ!」・・・軽薄な言葉だと、つくづく思う。
「どう、楽しむか?」だわ!!
じぶんを、自分の人生を、企画し表現する最高の表現者であれ!!
おめでとう大学卒業。

「学位記(卒業証書)」をもらい、私達に、手渡してくれた手作りの「小さな旅行鞄」・・・。
中に入っていた「手紙」に、君の感謝が、持ち上げられないほど入っていた。
そんな、沢山の愛情を与えた感覚はないが、貰ったと感じれる君の優しさが、こんなに大きく心にしみた。
私達の所に、生まれてくれて有難う・・・。