それは、楽しみを待つ事でなく、忘れたくて薄れたくて、時が過ぎれば・・・と
昨日の夜は、12時過ぎまで川にいた。
冷たくて、かじかんだ足先の痛みも、明日朝寝坊できれば時間が過ぎると思っていた。
くたびれて、冷え切ってしまえば、帰ってすぐ風呂に入り、酒をくらって酔いつぶれれば自然と眠りに入って行くだろう・・・。
そう思いながら、ルアーを投げる夜があるなんて悲劇だよなぁ~。
「楽しみ」だった事・・・、時間つぶしに使うツライ夜があるんだなぁ~。

朝、ママが出勤する支度の音で目覚める。
眠れた。
なんとか・・・。
「いい天気よ!ほら、カーテン開けなさい!」
と、玄関を閉じた。
朝寝坊・・・かぁ~。
案外、出来ないもんだ。
朝日を見て、今日が始まるんだなぁ~・・・と思った。
そして、休みだ!
この空間を埋め尽くす「なにか」・・・それ以外頭の中に存在できない「なにか」が必要だわ!


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水に浸かり、ロッドを振る事で、その空間を埋め尽くそう・・・。
小丸川河口の海に立った!

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そこから、「尾鈴山」が見えた。
あの尾鈴に燃えた時期を思い出す。
あの9座が見えていた。
歩いたことのある景色に包まれ、波の音を聞いた。
釣れはしないが、近くにある自然の大きさに感謝した。



富田入り江に移動・・・。

腰まで水に浸かり、ロッドを振る。

振る。

振る。

ルアーを変える。

振る。

獲物?

違うね!

夢を見ているんだ!

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「夢」の途中は、無心な自分を感じることが出来る。
今は、無心になれて、時が穏やかに過ぎる事だけを願っていこう。

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36cmの小ぶり・・・。更なる夢に、夢は繋がって行く。

さぁ、帰ろう・・・
正面に夕焼け空が広がっていた。
霧島山が、朱に染まっていた。

夜、「恵方巻」をママとかじる。
しゃべらずに・・・。
ただ、むしゃむしゃと・・・。
「平穏であれ!」と、それだけを願いつつ・・・。


                 ロッド:アピア Foojin”R” ベストバウワー103MLX
                 リール:シマノ 14ステラ4000XG
                 ライン:DUEL X8 1.2号
                 リーダー:DUEL  パワーリーダー 25LB
                 ルアー:ダイワ フルエント 82S ゴールデンプリン