結果オーライな話をしましょうかね!
シーバスを追い詰めてのキヤッチ劇・・・・・
シーバスを追い詰めてのキヤッチ劇・・・・・
タイトル「Mの衝撃」~狂気が歓喜に転じる時~
大袈裟だと言えばそれまでだが、「釣り」のロマンは果てしないし、のめり込むには「強い情熱」「頑固な思い込みと、柔軟な探究心」は、欠かせない。
所詮「たかが遊び」という気持ちで遊ぶ人に、この感覚は理解できないと思うし、理解してもらう必要もあるまい。
「されど遊び」という奔放な垣根の無い空間に入る人種に、釣りの分野・・・特に「シーバス」分野で、この「Mな世界」は、重要かつ聖域に近い「憧れ」あっての話だ!
それが、それこそがシーバスアングラーの「豊かさ」であり「モチベーション」である事は疑いの無い事実。
「99.9cm」では「99.9cm」でしかありえず、「Mな世界」ではなく、大きな違いがある。
捕った者のみが語れる、重く、輝かしいものがあると感じている。
所詮「たかが遊び」という気持ちで遊ぶ人に、この感覚は理解できないと思うし、理解してもらう必要もあるまい。
「されど遊び」という奔放な垣根の無い空間に入る人種に、釣りの分野・・・特に「シーバス」分野で、この「Mな世界」は、重要かつ聖域に近い「憧れ」あっての話だ!
それが、それこそがシーバスアングラーの「豊かさ」であり「モチベーション」である事は疑いの無い事実。
「99.9cm」では「99.9cm」でしかありえず、「Mな世界」ではなく、大きな違いがある。
捕った者のみが語れる、重く、輝かしいものがあると感じている。
実際、私は「シーバス」の世界に踏み込み、たくさんの情報収集をしようと焦った気持ちも、正直あった。
でも、自分に言い聞かせたのは、「釣りたいなら釣りに行く事」「釣るつもりなら、それなりの道具を惜しまない事」、そして、「自信も疑いも過信も、すべて自分の中にある」という事だ。
だからだ!
それは、なんとなく格好いい!と、登山の延長上にある「クライミング」を追う事で、自分の登山の幅を出そう!としてしまってはいないか?
人が引いたルートを歩き、攀じり、いったい誰より優越感に浸ろうとしたかったのか?
登山歴をひっさげ、先輩面する事が、いったい自分の豊かさなんだろうか?
アホ臭っ!
そう思った時、登山・・・「自己完結」しなくては、流されてしまうぞ!と強く思った。
それが、「道なき道の、藪山」なんだったのだ!
道はいろいろあるが、私の好きな登山という道での、「宮崎全山踏破劇」だったのである。
「宮崎全山」を踏破するために、どれだけ自分をストイックに追い込んだことか!
だからと言って、精神的に追い込まれたが、1座1座足を地に着け着実に踏破していく充足感は感じた。
そこからの「シーバスMへの挑戦」・・・。
釣りだから、遊びだから、楽しかったらいい!という考えもあるし、普通はそれでいい。
でも、私の場合、それでは楽しくない。
登山同様、死ぬ思いまでしてのクライミングや沢登りであったり、凍え見失いそうな吹雪の中に、戻る道を見出す術が、楽しさであった。
「登山=帰宅する事」それが究極で、より困難に帰宅する劇であるたのだ!
行き詰りそうな世界に身を置き、それを解決して帰宅する・・・そういうものだ。
しかし、そこまでの身の危険は無いシーバス釣りだが、登山の結果である「山頂」が、いつでもあるものでもない。
そういう意味では、いつでも「結果」「成果」のない世界に、身を置き、それは何なんだ?を体験したいと思った。
釣りは、すでに50年・・・その「感」は、持ち合わせている。
釣り経験は、やはり大切であり、経験が役立つ事は多い。
釣りだから、遊びだから、楽しかったらいい!という考えもあるし、普通はそれでいい。
でも、私の場合、それでは楽しくない。
登山同様、死ぬ思いまでしてのクライミングや沢登りであったり、凍え見失いそうな吹雪の中に、戻る道を見出す術が、楽しさであった。
「登山=帰宅する事」それが究極で、より困難に帰宅する劇であるたのだ!
行き詰りそうな世界に身を置き、それを解決して帰宅する・・・そういうものだ。
しかし、そこまでの身の危険は無いシーバス釣りだが、登山の結果である「山頂」が、いつでもあるものでもない。
そういう意味では、いつでも「結果」「成果」のない世界に、身を置き、それは何なんだ?を体験したいと思った。
釣りは、すでに50年・・・その「感」は、持ち合わせている。
釣り経験は、やはり大切であり、経験が役立つ事は多い。
しかし、それ以上に私をのめり込ませたのは、若きアングラーが多く、登山みたいなしがらみは無く、実に爽快である。
私は、そんな若者達から、たくさん学びたい!と強く感じた。
私は、そんな若者達から、たくさん学びたい!と強く感じた。
シーバスを始め、ネットで見た「fimoブログ」の、宮崎のアングラーさん達の釣果や記事・・・、ふと目に止まったのが、同じ西都市の「TAXiさん」・・・この人、魚に対する感というか、自然から受け入れている感を、強く感じた。
怒涛の如くの釣果記事に、納得のメーターキャッチ劇を展開して見せた。
実際、お会いした事ないのだが、ネツトでの彼の書き込みは、ビンビン響いてくる!
彼の言葉、彼の去年の快進撃は、私のイメトレ・調査に大きく影響を受けた!
そして、もう一人「ヒロニさん」。
エイとの格闘が、私のデカ物キャッチ率を上げた気がしている。
そして、そのアドバイスに「ドラグ調整」の事がある。
判っていたつもりだが、本当は判っていなかった「ドラグ」・・・強い戦力になり、「アカメ」を取った。
その、初アカメのキャッチの一部始終、同じ空間で偶然に居た。
初めてお会いした瞬間だ。
その後、その「ドラグ調整」は、アカメ94cmをPE1.0で成功させてくれた。
エイとの格闘が、私のデカ物キャッチ率を上げた気がしている。
そして、そのアドバイスに「ドラグ調整」の事がある。
判っていたつもりだが、本当は判っていなかった「ドラグ」・・・強い戦力になり、「アカメ」を取った。
その、初アカメのキャッチの一部始終、同じ空間で偶然に居た。
初めてお会いした瞬間だ。
その後、その「ドラグ調整」は、アカメ94cmをPE1.0で成功させてくれた。

そして、今日・・・。
私のメーターへの執念は、「狂気」に域へと到達していた。
もうすぐ、シーバスは産卵の為、海の深場に落ちる・・・というタイミング。
チャンスは、最大限に生かそう!と、前夜の深夜までの釣行にも関わらず、11時には川でキャストしている自分がいた。
キャストしながら、「違う!」「やっている事が、まったく違う!」・・・その事が判り帰宅。
私のメーターへの執念は、「狂気」に域へと到達していた。
もうすぐ、シーバスは産卵の為、海の深場に落ちる・・・というタイミング。
チャンスは、最大限に生かそう!と、前夜の深夜までの釣行にも関わらず、11時には川でキャストしている自分がいた。
キャストしながら、「違う!」「やっている事が、まったく違う!」・・・その事が判り帰宅。
もう、今日は止めよう!
そんな気分で、ボンヤリしていたが、気になるのはやはり「行かないとチャンスも無い」という事実。
16時、道具を積んだ。
それは、何を思ったのか・・・・・いつもの
「アピア・ロッド+ステラ・リール+PE1.2ライン+7号リーダー」でなく
「モアザン・ロッド+イグジスト・リール+PE1.2+35lbリーダー」でもなく、
【8.0ftエギングロッド+13セルテート2501PE-Hリール+PE1.0+17lbリーダー】だった。
しかも、いつも慎重にランディングネットを近くに置くのに、車内に入れたまま・・・。
「アピア・ロッド+ステラ・リール+PE1.2ライン+7号リーダー」でなく
「モアザン・ロッド+イグジスト・リール+PE1.2+35lbリーダー」でもなく、
【8.0ftエギングロッド+13セルテート2501PE-Hリール+PE1.0+17lbリーダー】だった。
しかも、いつも慎重にランディングネットを近くに置くのに、車内に入れたまま・・・。
まだまだ明るい16時、一ツ瀬水系・・・下げ5分。
まず、『シーバスはどこに潜む?』をイメージする。
いや、そればかりを考えていた。
デイで、シーバスを釣った事すらない。
夜のポイントが、日中に、まったく違う!と感じた午前中・・・潜む場所を考えた。
ブレイク・・・、テトラなどのストラクチャー内・・・、影・・・、岸際・・・
???結構あるじゃないか!
以前、行って「こんなんじゃ釣れるはずない場所」が、フト思いつく。
デイに、シーバスの潜む状況・・・満たしてるんじゃない??
まず、『シーバスはどこに潜む?』をイメージする。
いや、そればかりを考えていた。
デイで、シーバスを釣った事すらない。
夜のポイントが、日中に、まったく違う!と感じた午前中・・・潜む場所を考えた。
ブレイク・・・、テトラなどのストラクチャー内・・・、影・・・、岸際・・・
???結構あるじゃないか!
以前、行って「こんなんじゃ釣れるはずない場所」が、フト思いつく。
デイに、シーバスの潜む状況・・・満たしてるんじゃない??
下げでの流速が出ていた・・・ゆっくりだが。
黒い系のルアー、「DUEL ハードコアミノー110F ナイトキャンディー」を、流速で流し込む・・・そう、潜むであろう場所は、障害物でキャスト出来ない位置だからだ。
流しては、ダウンからの巻きあげリトリーブを数回繰り返す。
「やっぱり、喰うはずない!居るはず無いよな!こんな所・・・。」
数回のトライで、準備したタックルも、ネットが無い状況も、何の疑いも無かった。
黒い系のルアー、「DUEL ハードコアミノー110F ナイトキャンディー」を、流速で流し込む・・・そう、潜むであろう場所は、障害物でキャスト出来ない位置だからだ。
流しては、ダウンからの巻きあげリトリーブを数回繰り返す。
「やっぱり、喰うはずない!居るはず無いよな!こんな所・・・。」
数回のトライで、準備したタックルも、ネットが無い状況も、何の疑いも無かった。
ルアーチェンジ・・・、ここはフローティング以外どうしようもならない。
まぁ、デイだから、最近調子いい「エクリプス アストレア99F」も「メガバス X-120SW」も、違う感じだよなぁ~と思いつつ。
黒い系ルアーにしようと決めた路線から、「メガバス X-120SW HT URUME」は、外れてはいないと、付け替えて流す。
まぁ、デイだから、最近調子いい「エクリプス アストレア99F」も「メガバス X-120SW」も、違う感じだよなぁ~と思いつつ。
黒い系ルアーにしようと決めた路線から、「メガバス X-120SW HT URUME」は、外れてはいないと、付け替えて流す。
その、1回目の流しから、引き始めようとした瞬間に微小の「コッ」を感じた。
「?」と思うが、こっちに寄ってきているから違???
こりゃ、すんげぇバイトだ!!に、3秒で変わった。
動く丸太を釣った感覚だ!
「ゴンッ!」とか、そんな表現では表現できない。
反転する力の凄さったら無い!
しかし、アカメみたいなの筋肉弾の過激な突っ込みも無い!
エイみたいな、地を這うトルクでは無い!
あくまでも、シーバス特有の動きだ!・・・が、まったくエラ洗いのジャンプも無い!
鯉?????
一瞬も、二瞬も思った。
「ゴンッ!」とか、そんな表現では表現できない。
反転する力の凄さったら無い!
しかし、アカメみたいなの筋肉弾の過激な突っ込みも無い!
エイみたいな、地を這うトルクでは無い!
あくまでも、シーバス特有の動きだ!・・・が、まったくエラ洗いのジャンプも無い!
鯉?????
一瞬も、二瞬も思った。
濁りが入り、魚体がなかなか確認できない。
5分ぐらいして、底からモォワァ~っと、銀色の魚体・・・側線が異常にクッキリ見えた。
何?
80ランカーじゃないよぉ~これわぁ~。
「しまった!このタックルで大丈夫やろか??」
「ランディグネット、車の中やわ・・・困ったぞ!」
魚体は、一向にジャンプはしないが、悠然と釣られている感無しに、奔放に泳いでいる感じだ!
「しまった!このタックルで大丈夫やろか??」
「ランディグネット、車の中やわ・・・困ったぞ!」
魚体は、一向にジャンプはしないが、悠然と釣られている感無しに、奔放に泳いでいる感じだ!
いや、このPE1.0で、13kgのアカメも取り込めた!
あっ、あそこならオーシャングリップで掴めるかも?
耐えていれば、きっと体力消耗するはずだ!
ルアーをハモニカくわえしているから、フッキングは大丈夫だ!
あっ、あそこならオーシャングリップで掴めるかも?
耐えていれば、きっと体力消耗するはずだ!
ルアーをハモニカくわえしているから、フッキングは大丈夫だ!
たくさんの、成功法だけをイメージしていた。
でも、ヤツはストラクチャー向けて行こうとしている。
動き回る度に、ラインが、ガツガツッと振動するのは、フック外れ?
掛けた位置は、おそらく水深が50cmも無い場所だと思われた。
取り込もうとしているこの場所も、おそらくそんな水深のはず・・・だから何?
何度も、寄っては遠ざかる。
動き回る度に、ラインが、ガツガツッと振動するのは、フック外れ?
掛けた位置は、おそらく水深が50cmも無い場所だと思われた。
取り込もうとしているこの場所も、おそらくそんな水深のはず・・・だから何?
何度も、寄っては遠ざかる。
魚体が見える度、ドキドキが上昇してならない。
今までに経験したことないサイズというのが、目測でも判るからだ。
頭でしているというより、体が無意識に「ドラグ調整」をしていたり、ロッドを操っていたりしていた。
ようやく、ヌーッと寄りそうな気配・・・じわりじわり寄せる。
近づいて来た時、弱くなった力で、出しに出したドラグを更に逆回転させるが、ようやく動きが止まりキャッチ!
近づいて来た時、弱くなった力で、出しに出したドラグを更に逆回転させるが、ようやく動きが止まりキャッチ!


震えが止まらない・・・「時が止まる」という言葉があるが、実際にそんな時間を過ごしていたような気がする。
何枚も写真を取り、どうするか考えていた。
「持ち帰る?」
「魚拓?」
「剥製?」
いろいろ、メーター捕ったら・・・と、思っていた事だ!
何枚も写真を取り、どうするか考えていた。
「持ち帰る?」
「魚拓?」
「剥製?」
いろいろ、メーター捕ったら・・・と、思っていた事だ!
写真を写しながら、ぐったりしたシーバスを見ていたら、気持ちが変わった!
「よし!戻そう!!」
ストリンガーに繋ぎ、緩く流れのある場所につないだ。
しばし、呼吸と体制を整え、動画でシーバスを撮影した。
何度も眺め、触れ、また、カメラの動画スイッチを入れ、手を放した。
しばし、呼吸と体制を整え、動画でシーバスを撮影した。
何度も眺め、触れ、また、カメラの動画スイッチを入れ、手を放した。
ゆっくり、あくまでも悠然とゆっくり、流れの上へと少し行くと、尾を大きく振りターンして大きい流れに消えて行った。
その動画は、私の宝物としよう!
感謝の気持ちが、フツフツと湧いてきた。
家族や、知人やに「速報メール」をした。
家族や、知人やに「速報メール」をした。
あまりにも、順調にメーターオーバーを体験出来て驚きだ!
TAXiさんの言葉「こんな所で?こんな状況で?」は、正に現実となった。
彼のメーター104cmに並んだと思ったものの、写真をよくよく見ると、103cmだった。
それも、また良い話だわ!

【データ】
ロッド:メジャークラフト クロステージ CRK-802EL(エギングロッド)
リール:DAIWA 13セルテート2510PE-H
ライン:DUEL ハードコア® X4 PE1.0
リーダー:ゴーセン 剛戦 X リーダー 17lb
システム: FGノット