鹿鳴山/362.4m」串間市
鹿久山/485.0m」日南市
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朝、母娘を空港に送ると、串間へ向かった。
青島を過ぎ、日南海岸へと傾斜を落とす山肌には、山桜が満開だ。
息子は、未だ合格しない大学を目指し、後期試験へと向かった。
山桜は、長女の就職祝いにも見え、合格しない息子には「時は必然に流れる無情」にも感じた。
左に、波の高い海・・・「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩に砕けている。
 
串間には、「男鈴山」「笠祇山」「鯛取山」「高畑山」・・・そして「鹿鳴山」。
その「鹿鳴山」・・・「かめいさん」362.4mを登り、串間全山制覇だ。
林道を走り、標高130mの位置に駐車し、30分ほどで山頂となる。
歩きながら、無心でいる自分がいる。
何も考えず、ひたすら歩く。
「ひたすら」・・・大事な事だと思う。
 
1座ではもったいないので、「鹿久山・・・「かきゅうさん」485.0mへと向かう。
なんと、アプローチした林道3本が、「入林禁止」となっていた。
諦めかけて山麓の県道3号線を走ると、地図に無い林道が見えた。
見当をつけ、林道を少し標高を上げ駐車。
植林したばかりの斜面は、きつい藪だ!
昼食も取らず、行動食ばかりだが、急登過ぎて吐きそうだ。
座り込むと、南平の集落が見えている。
「諦めなければ先は見えて来る。」
本当にそうなのか?と疑い、次男と約束の時間が迫るが、山頂を見なくては気が済まなくなる。
急登をはいつくばってトゲに阻まれながら登り、自然林の中に逃げ込み歯を食いしばった。
読図は、実に微妙な読みが必要で、90分かけて山頂に達した。
「諦めない」・・・大切な事だと思う。
 
自宅8:00----空港8:40----日南----油津----東山神社入口10:06----駐車位置(標高130m)スタート10:22----鹿鳴山(かめいさん)10:53----下山----駐車位置11:24----移動----アプローチ林道探し(3本入山禁止)----駐車位置スタート13:15----植林地----藪へ----鹿久山14:44----下山-----駐車位置15:35----宮崎の学校17:40----自宅18:14