今年の始めに、原因不明の左肩の痛みは、「岩」への思いを封じた。
４月に、長男を連れ無理に登った１スラスーパールートから５ヶ月が過ぎた。
比叡の南面を見上げ、平日に登っているクライマーを見たら、一気に高揚してきた。
１スラに、４名パーティ＋２名パーティが取り付き、賑やかなスラブとなる。
文句無しの青空にもなる。
恐々とだが、なんとか２スラを登れた。
気持ちの中に、どこか重く抱えた感覚の一片がパラリと剥がれた気がした。
「岩」に集中する事は、他に代わるものは無い気がした。
【水流渓人レポート】http://www12.big.or.jp/~tsurukei/hotnews3/294dai2slub/294.html