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山開きの実施された比叡山・・・。
新聞では、300人の参加者と報じられていた。
「西都山岳会」も、お手伝いに会員達が参加した。
こういう時、私はいつも仕事で不参加・・・、相当にストレスの溜まる状況だ!
「アケボノツツジも咲いていたよ!」と報告を受け、翌々日に長男と出かけることにした。
「登山でも岩でも、どっちでもいいよ!」と言ってくれた息子から逃げる?わけにはいかない。
「よし!クライミングに行くぞ!」と、肩の不安が十分なのに出かけた。

平日に人に会うのは珍しく声をかけてみると、我等が「麓屋」との親交も深い、山岳ガイドの藤原さんだった。
http://hw001.gate01.com/paine/
話にはよく聞いていたので、ご挨拶をして同じ取り付きに向かう。
後着しているのに、私達が「1スラスーパー」の名を口にしたからか判らないが、
「じゃ、私達は2スラから1スラへ行きます!」と、仰っていただく形になった。
肩の痛みは、やはり相当なもので、確実に6級クラスは無理だと自覚する。
私の騙し騙し登る姿を、息子はどう見ていたか判らないが、今までにない落ち着いた表情に見えた。

亀の甲手前のテラスで、「後、何ピッチ?」と聞いた息子に、「4つ。」と答え先を急ぐ。
最近、「岩場整備協議会」が立ち上げられ、整備されたこの第一スラブルートは、本当に安心して登れる。
スーパールートの核心、5+級をチョンボ交じりで片付けると、最終ピッチのリードを息子に勧めた。
「やってみようかな!」と声が出たので、終了点でのセカンドの確保システムを少し説明し、送り出した。
怖がらずにスルスルと登って行き、「ビレイ解除!」の元気な声が聞こえてきた。
なんとも、息子の確保でフォローするのは嬉しい。
一体、どんな体勢で確保しているのか、ワクワクしながら空に伸びたロープをたどった。

自宅発7:50--登山口10:25---取り付き11:00---亀の甲下テラス11:50---終了点13:16---昼食---下山開始13:45---展望所14:00---南登山口---駐車位置14:50---日向お舟出の湯---帰宅17:30

【水流渓人レポート】http://www12.big.or.jp/~tsurukei/hotnews3/280chonan-1suras/280.html