安らかなる事・・・

金曜日の夜、知人のお父様のお通夜にママと出かける。
土曜日、長女の高校「卒業式」に、長女・次女・ママと学校へ。
日曜日、次男の「中学入学説明会」に、次男・ママと学校へ。
月曜日の夜、長男のクラスメートのお父様のお通夜・・・医師であられたそうだが、突然の事で辛い思いに保護者達もクラスメートも包まれる・・・長男・ママが参列。
同夜、次男の同級生のお父様のお通夜・・・やはり突然の事、ママはＰＴＡ関係の付き合いもあり、次男・ママが参列。

家族を通し、喜びも悲しみも多く接する。
予期せぬ事態に、何をしたら良いのか迷うばかり・・・。
子供達にとって、親の死とは何だろう？
今は判らぬこの感覚が、親という立場と歳を重ねる程に身にしみて来る。
私の父が死んだのは、私が２３の時・・・母が死んだのは３６の時。
親は、その身をこの世から亡くそうとも、子の中に在り続け、多くを語りかける。
多くを教えてくれる。
多くを考えさせる。
なぜなのか、最近になりおぼろげに見えてきているものがある。
それは、親の生き様なんだと思う。
世間に対してという、親子間には価値の無いそんな大きい？ものでなく、あくまでも身近な親子の関係においてだと思っている。
家族、親子以外には判らない感覚であり、言葉であり、触れ合いこそが「支え」になっていると思う。
それが、それこそが「かけがえのない」大切なものだと判って来た。

安らかなる事・・・。
たくさんの悲しみの先にある、そんな「安らかな」気持ちの中に故人が導いてくれますように・・・。