ふたご座流星群

西都原に出かけたのは、夜の12時半である。
草の上に、マットを敷き、シュラフに潜り込む。
長男、次男、ママ、私の順番に寝転び、満点の星空を眺めた。
実に、深々と冷え込む夜だ！
一つ、また一つと、星が流れる。
素晴らしい星空に包まれている感じだ！
「お父さん、僕達が今見ている星の光は、遥か昔に放たれた光を、こうして今見ているんだよね！」
と、長男が言った。
深い楽しさを感じた。
１時間寝転び、８０個以上の流星を見た。
氷点下の空気は、スースーと寝てしまった次男のシュラフは、霜で覆い尽くされていた。