
五ヶ瀬川から比叡へ・・・、雪雲が早く流れる。
積もる事は無かったが、粉雪が強風に煽られ頬を打つ・・・。
予定していた「第2スラブスーパールート」は、核心の染み出しがひどく・・・凍りついていた。
ノーマルへ転進するも、強風は容赦なく吹き付け、厳しい登攀を強いられた。
吹雪の如く吹き付ける粉雪・・・、そして時折のぞく青空・・・。
自然は、あくまでも自然のままである事を主張する・・・。
そこに我々が踏み入っているに過ぎない。
【水流渓人レポート】http://www12.big.or.jp/~tsurukei/hotnews2/173-2sura/173.html