立候補演説会も上手く行った・・・までは良かった。
夜になって、「やはり立候補しなけりゃ良かった!」とも言っていた。
結果から言えば、生徒会役員となった彼女である。
そして、生徒会内での役決めの日、生徒会長へ挙手はせず『副会長』になったらしい。
正確には、挙手する自信がなかったと言っていた。
理由を聞くと、「会長だと、失敗したときに全部自分のせいになってしまう気がするし、そういうのが耐えられないから・・・。」と、小さい声で言った。
彼女としては、そういう態度は私に叱りとばされると思っていたらしく、そのままうつむいた。
「そうか、やる前から逃げるって事は良くないけど、生徒会長がそういう辛い立場にある事が理解できるんだったら、お前は副会長として会長を思いきり支援していかなくてはいけないな!ガンバレよ!」
と、エールを送ってあげた。
彼女の苦悩は、たぶんこれから始まる。
だか、壁にぶつからずに成長するより、たくさんの素晴らしい経験が、今後の彼女の財産になることには違いない。
私だったら・・・と置き換えてみても、私には彼女ほどの度胸や意欲は持ち合わせていないので、アドバイスできる人間でもないのだが、子供はいつも『親らしく・・・』私の背筋を伸ばす。
夜になって、「やはり立候補しなけりゃ良かった!」とも言っていた。
結果から言えば、生徒会役員となった彼女である。
そして、生徒会内での役決めの日、生徒会長へ挙手はせず『副会長』になったらしい。
正確には、挙手する自信がなかったと言っていた。
理由を聞くと、「会長だと、失敗したときに全部自分のせいになってしまう気がするし、そういうのが耐えられないから・・・。」と、小さい声で言った。
彼女としては、そういう態度は私に叱りとばされると思っていたらしく、そのままうつむいた。
「そうか、やる前から逃げるって事は良くないけど、生徒会長がそういう辛い立場にある事が理解できるんだったら、お前は副会長として会長を思いきり支援していかなくてはいけないな!ガンバレよ!」
と、エールを送ってあげた。
彼女の苦悩は、たぶんこれから始まる。
だか、壁にぶつからずに成長するより、たくさんの素晴らしい経験が、今後の彼女の財産になることには違いない。
私だったら・・・と置き換えてみても、私には彼女ほどの度胸や意欲は持ち合わせていないので、アドバイスできる人間でもないのだが、子供はいつも『親らしく・・・』私の背筋を伸ばす。