娘達の通う学校は、かつて男子校だった。
時代に反映してか、突然「共学」となった。
しばし、私は怒りにも近い感情を抱いてしまった。
私は男子校としての卒業生だからだ。
でも、それは娘達を通して単なる誤解である事が判った。
あの頃の校風、生徒たちの底抜けさは、ちっとも変わっていないからだ。
気軽に行ける職員室は、この学校そのものである。
娘の先生が、恩師であったり、同級生であったりする。
実に愉快で嬉しいことである。

嬉しい事・・・。
そう、今日・・・。
かけがえのない心友である「ノムヤン」経由で、それこそ卒業以来連絡の取れなかった同級生からメールが来た。
卒業後、会いたくて仕方なかった「ハシモツ」くんである。

何か、嬉しくて仕方ない今夜、私は2杯目の焼酎を飲んでいる。