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祭りの初日、成績急落の長女は学習体勢となってしまった。
次女は、母親に浴衣を着せてもらい、小学校の頃の友達と出かけていった。
次男は、もうすぐ転校する親友と出かけた。
長男は、誰とも約束していないので、夕食後、私達と出かけた。

なんだか、それぞれの祭りになった気がした。

祭りの中日、長女は同じ地元から通う部活の先輩と出かけた。
次女は、また浴衣で友達と出かけた。
長男は、友達数名と出かけていった。
次男は、昼間の勉強をなまけてしまい、自宅待機でベソかき状態。
私はママと二人で出かけ、途中で長男と合流し帰宅した。
追いかけるように、長女も早めに戻ってきた。

別に、祭り自体が楽しくて仕方ない年齢ではないが、私やママが育った頃の「祭り」は、それなりに大きな思い出であり楽しさが強かった。
今の子供達には、どのように印象づけられているのか判らないが、人の雑踏や、出店の匂い、焼酎の匂い、太鼓の音・・・そういう中に身を置くと、やはり私には祭りの何かが身に染み込んでいるみたいで心地よい。

祭りの終日、長女は今の学校の同級生と、浴衣姿で出かけていった。
次女と長男は、祭りには行かずに家にいたいと言った。
ママは、小学校父兄の「見回り補導員」の係りで出かけていった。
私も、ママの解散時間に合わせて出かけるつもりでいた。
また、勉強が終わらない次男も、なんとか私の出かける時間までに間に合わせた。

祭り終日は、雰囲気もいい。
何かしら高ぶった気持ちがはじけ飛ぶ感じである。
帰宅してくつろげば、3日間祭りに出かけたのは私とママだった。
あの頃のようにはじけ飛べないが、何かしら足が向く二人である。