おとうさん・・・。

おとうさん・・・。
ん？
昨日、学校の図書館ですっごい格好良い先輩を見たっちゃがぁ！
そうか・・・。
で、たぶん高校２年生やと思うっちゃけど、すこし不良っぽいていうか、だらしない感じの制服の着方をしてるけど、すごく真面目な本を３冊も借りちょったっつよ！なんか、すこぐ格好良かったなぁ・・・。

すごく、嬉しそうに話してくれる中学２年の次女が眩しく見えた。
いったい誰なのか、探してみたら・・・と、私まで嬉しくなって調子に乗ってしまった。

おとうさん・・・。
夏のお祭りはいつ？
まだ、日程が決まってないんじゃないか！
だけど私・・・、３日間予定は出来たから・・・。
また、○○○ちゃんと行くんか？
うん、一日はそうだけど、後は○○先輩と行くことにいた！
そうか、なかなかいい先輩やな・・・アイツは。

何気なく話す高校１年の長女だが、初めて祭りに男の子と行くと言った。
親父としては複雑だが、先輩であるアイツは本当に感じのいい子である。

娘２人・・・かぁ・・・。
そんな事を考えると、彼女たちのこれからを出来る限り想像しない様にしている。