【3月2日記】

メールにしびれる。

『如何ですか』
お早うございます。
足のケガは如何ですか。
まだ松葉杖状態でしょうか。
早く治るように思っています。
でも私は、命に別状のない少しのケガは、岩登りを志す者の勲章と思っています。
○さんのケガは、現在の自分を越えようと努力している過程の一つの表れと言えると思います。
立派だと思っています。
○さんは、このケガに懲りず、治ったらならば、また頑張って欲しいと思います。
その時、私でよければ手伝いをしたいと思っています。

(○さん=水流渓人の本名)

朝、携帯メールが届いた。
その差出人は、岩登りの重鎮・・・私にしてみれば憧れの大先輩からである。
「私でよければ・・・」の言葉に、目頭が熱くなってしまった。