皆様ご存知の通り、昨日未明、調査捕鯨の中止判決が国際司法裁判所から出ました。

IWC(国際捕鯨委員会)はクジラ資源の持続的活用を目的として欧米諸国を中心に設立された組織であり、その組織の中の科学委員会で世界中の科学者が協議し、認めた調査捕鯨であります。

中身を精査しないと現時点では不明な点も多いのですが、どんな観点から見ても負けるはずがないという予測だっただけに、私をはじめ関係者のショックは正直小さいものではありません。

しかし、ここで「はいそうですか」というわけにはいきません。捕鯨を生業としてきた多くの関係者に影響が及ばないとは限りませんし、何より、「欧米の価値観をおしつけるな」と応援してくれて来た世界中の捕鯨賛成国のためにも日本は先頭に立ってこの問題に取り組まねばならないと思います。

皆様のなお一層のご支援をよろしくお願いしたいと思います。