今回も、以前お伝えした「入札制度の改革」と、「訪日外国人旅行者数増加」の件についての続報です。

今週“中央建設業審議会・社会資本整備審議会産業分科会建設部会基本問題小委員会”を開催いたします。

これは、“公共工事の入札契約制度のあり方”問題を、5月に鶴保副大臣が座長を務め立ち上げた「地域の建設産業及び入札契約制度のあり方検討会議」でお示した「多様な入札契約方式の導入」「地域インフラメンテナンス、災害対応等の的確な確保」など大きな4つの方向性について、有識者の方々に本格的に審議していただくものです。

年内をめどに具体的方策をまとめ、早ければ来年の春からの実施を目指し、法改正も視野に入れてゆきます。

関係業界の方にはより一層注目願います。

いまひとつは、先月に引き続きの連絡です。

好調が続く訪日外国人旅行者数ですが、6月も前年同月比約32%増の90万人を突破し、閑散期でありながら6月としては過去最高を記録しました。

これで1月~6月までの累計が495.5万人(前年同期比+22.8%)となり、「年間1000万人」の目標実現に大きく近づいたと言えます。

6月度はASEAN諸国に加えフランスや、特に台湾、香港からの旅行者数が大きく伸びました。

「年間1000万人」の目標達成までにはまだまだ取り組みを続けていく必要がありますが、今後は夏の多客期に向け、ASEAN諸国からのビザ発給要件を7月1日に緩和した効果も徐々に出てくると考えています。
今後も注目していてください。

取り急ぎご報告まで