梅雨も明け暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

野党からの質問攻めに合うのを恐れてか?民主党が質疑時間を譲らず理事会が紛糾し、週明け17日に予定していた予算委員会が開かず終いになってしまい、今後の他の委員会運営にも影響を及ぼしそうです。

とはいえ、いよいよ今日から社会保障と税の一体改革の特別委員会が参議院で始まりました。
衆議院では、127時間もの審議を経ておくられてきた法案ですので、参議院も100時間前後の審議時間を考えております。

しかしながら、参議院での民主党の離党者も後を絶たず、まだまだ不透明な状況です。情報によると、もっと多くの離党者が出るとのうわさも・・・。会派の構成がかわると、いちいち委員会の構成人員をかえ、本会議を開いて全議員の了承を得、院内の控室をかえるなど面倒な手続きをしていく必要があります。しかも、これからバラバラと離党者が出ると、いちいちそのための本会議や、手続き変更をしていかなければなりません。

当の本人さんたちは、便宜的に離党したのみなのでしょうが、「政党」というものの重み、「政党」を通じて主張し、国民と対峙していくことの意義をどう考えているのでしょうか?
これでは、「国民の生活が第一」どころか、「議員の生活が第一」と揶揄されても仕方ありません。

法案提出者でありながら「税と社会保障」法案の成立を急ぎたくない与党、という変ちくりんな構図を、国民の皆さんはどうお感じになっておられるのでしょうか。