今日からまた一週間が始まりました。皆さんはどうお過ごしですか?
私はというと、この週末も地元。橋本市に行って、紀美野町にいって、田辺に行って白浜に行って、和歌山市に。振り返れば何百キロも移動していることになりますね。ああおそろしい。

でももっと恐ろしいのはみなさんの叱咤。「最近、活動報告がない」「何してるんかわからん」ごめんなさい。元気にやっております。そこで今日は一つの報告を。

ただ今記者会見を行いましたが、参議院ではサイバーテロの攻撃を多くの議員PCに受けていることが判明いたしました。その結果、私たちはいよいよ本格的な防御策を講じることに。具体的には組織改編、セキュリティ向上のための予算大幅増額、関係行政機関との連携。

これらは「なんだ今頃か」と思うものが多いのですが、愚痴を言っても始まりません。すべては危機意識の問題。
まあ、どうせスケベなサイトをのぞき見したぐらいで、と気軽に考えているのなら大間違いで、現実には見えないところでそろそろと情報が抜き取られています。
差出人をよく知らない人からメールが届いたとして(最近は成りすましでよく知ってるひとから送られてくるケースすらあるそうです)、件名に「お願い事」「陳情」「アンケートにおこたえください」などと書かれたものを見た議員事務所はほとんどの場合、あけてしまいます。そしたら、ガーン!画面が点滅~。なんてことにはならないのですよ。
ふつうにアンケート項目が並んでいたり、他のサイトへのクリックをうながしていたり…。その文書や画像を見ている間に静かにウイルスはPCから違法サイトへ情報送信を続けるのです。

わかってる人には当たり前のことですが、あまりに多くの人がこのことを知識として持ち合わせていない。10月からずっとこのことに時間をさいてきましたから、ぜひ聞いてほしいことであります。
マスコミはあまりにセンセーショナルに『感染』とか『攻撃』とか書きますが、これは我々日本人の平和ボケそのものが問われている事象なのでは、とさえ思うこのごろです。