参議院自民党のごたごたは国民の目にはどう映っているでしょうか?
ご存じの通り、中曽根議員会長の人事案件に異を唱えた勢力が幹事長ポストを要求、そのために現在、その他の党内人事の駆け引きが続いているようです。

このことで多くの議員が連絡のやり取りをしているようですが私は全く無関知。時々後輩議員から心配そうに「どうなるか」と問い合わせがありますが、「自信を持って捲土重来を期せ」としか言いようがありません。申し訳ないことだとは思いつつも、猟官運動をする気には到底なれず、面倒見が少々悪いかも。

「党内融和を図るため」という眼目で執行部刷新を要求した勢力は、今また自派閥の所属議員にポストをあてがうべく要求しているようです。なんとご立派な「党内融和」。
適材適所とは何かなんて、厳密にはだれもわかりません。人はみないろんな側面を持っているし、その職の軽重にもよるでしょう。ましてや野党の我々にとってそれほど血道を上げるものでしょうか。

だからこそ人事のかなめである会長だけは選挙で選び、そのほかの人事については会長一任という形をとってきたのです。その慣習を破り、執行部すべてを選挙で選べというのなら、その執行部から選ばれる人事に不満が出れば当然それは次の執行部人事も選挙で信任してからにしてくれ、ということになるでしょう。

ますます…馬鹿なことをするもんです。