中国、韓国との観光交流を強化するとのニュースが飛び込んできた。

具体的には日本の中国人向け個人ビザの発行要件を緩和することと、日本人の旅行業者が中国国内で営業することを大幅に認める、というものであるが、県内の関係者にぜひこれを機会に海外での営業を勧めたい。

選挙後、茨城空港からのチャーター便の就航記念ということで、観光関連の業者さんらとともに中国へ行く機会があったが、その際に感じたのは「ゴールデンルート」と呼ばれる東京‐京都‐大阪という三都市を駆け足で駆け巡るだけの旅行には、海外の客はそろそろ飽きてきているというのである。(富士山に寄ったり、名古屋城を見たりとバリエーションはあるらしいが)

そこで注目されるのが、その「ゴールデンルート」から外れた地域の魅力再発見、というか観光開発である。それに我が和歌山県を何とか組み入れることを考えられないか。
成田に入って、関西空港から出る旅客(またその逆であっても)の何割かを関空周辺に宿泊させ、その周辺地域の観光を組み入れることによって、特色ある旅行計画を作ることができる。
これは何も夢物語ではなく、中国と日本の業者がこぞって、その計画を練り上げる意欲があることが、先の中国訪問で分かった。

関係の方々で本稿を読まれ興味のある方はぜひご一報をいただきたい。
こうした関係者との交流にひと役買わせていただく所存である。

地方経済の発展は待っているだけではやってこないと考えている。