劔樹人の「男のうさちゃんピース」 -21ページ目

ザ50回転ズのロックンロール地獄!

ザ50回転ズのロックンロール地獄!ツアー、リキッドルーム公演見てきました。

まあータイトでいいライブだったなあー。
とにかくギターとか出音がすごくいい。
ありがとう、いいバンドです!

関係者には、セットリストがあらかじめ配られた。
見ると「アコースティックセット」とあるから、まさかとは思ったが、やっぱりドリーくんが使っていたのは懐かしい、僕の楽器だった。

何年前だろう、辻ちゃん加護ちゃんがタケノコニョッキをしている番組を見ながら、白く塗ったアップライトベース。TVが気になって必要以上に雑な塗り方になっている。

そんなものを他人が大きな場所で使っていると、さすがに申し訳ない気持ちになる。

が、「白と黒で細くて、ドリーに似ている」と、白いおかげでネタになっているようだし、役に立って良かった。

ドリーくん、僕のできないスラップ(的な奏法。できないからわからない)も含め、ばっちり弾きこなしてましたコノヤロウ!はやくあんなの捨てていいの買ってくれ!


終演後の会場打ち上げにて。なんとゲゲゲの鬼太郎のテーマソングもやるという50回転ズ、ゲストに鬼太郎とネズミ男も登場!スゲーよ!タイアップ最高!!
本編にも出てくるので、残りの名古屋と大阪のライブでぜひ!
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帰るときには鬼太郎の「ちゃんちゃんこサンド」もいただきました!大人の事情がいっぱい!!
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ちょっとヒマになったかも

気がつけばもう21日とは!

8日は大阪のシマクマガンホーズのツアーを僕が受けたイベント。
久しぶりに会えた人がたくさん。

9日は赤犬ワンマンをなんとLUSHで!
こんな小箱でどうなることかと思ったけれど、ライブは相変わらずサイコーでした。
新年一発目だったからか、ロビンさんとヒデオさんのネタも切れまくり!
面白かったという思い出だけで内容は全く覚えていない。
これが正しいのだと思う。

ただ、リハ中にリシュウさんがさぼっていたのを僕は見逃さなかった。
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ほら、リョウさんがベースを弾いている。
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この日は終演後雪降る中、アキラさんとロビンさんとオカピー、ロカペニスの斉藤さんに足立さんとよしえさんとよりこで飲み屋に行ったのだが、オカピーの乳首がでかいという話、イトウタカアキはすごいという話など、大阪で散々話し尽くしたはずの話で朝を迎えたのであった。


11日は僕の企画「宮益坂牛追い祭り」第2回目。
漁港、ドラびでお、ロマンポルシェ。、サカモト教授、DJもっちーという組み合わせで音楽かなんかわからないまま大成功に終わった1回目とはうってかわって、nemo、tiala、CLISMS、ドブラノツ、DJ和歌頭アキラ(赤犬)というストイックなメンツになって、動員もストイックに3分の1!
でもよかったんで問題なしです!

nemoのシモさんと話したロマン優光さんの話が面白かった。
以前僕が円盤ジャンボリーに出演した時だ。
満員のo-nestのフロアー、ロマンさんの姿がふわっと人の上に浮かび上がり、演奏中の僕は笑いをこらえられなくなったことがあったのだが、あの時、まだ僕と面識のなかったシモさんは、舞台袖で見ていたという。
ダイビングのロマンさんは、すとんと舞台前に落ちたらしいが、落ちた瞬間シモさんと目が合って、「よっ」と片手を上げて挨拶したという。
どんな状況でも彼はブレないのである。

15日はバイナリキッドのライブと、ROMANES、JET BOYS出演のイベントをハシゴ。

バイナリキッドは、テレビ埼玉で放送されるよくわからないライブイベントを受けて、5回でノルマ30万円というぼったくりな条件で奮闘している。
イチイチ不器用だ。そこがまたいい。

JETのオノチンは、出番ギリギリ(というかちょっと遅れて)に現れたため、転換に40分くらいかかっていた。45歳は自由なのである。
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あら恋のあとはフィーリングナイト!

青山でライブをやった僕は、終了したその足で走って渋谷へ…
それはこんなイベントを企画してすっかりほったらかしだったから!


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★遠距離恋愛研究会。のフィーリングナイト!!vol.1
2月2日(土)@渋谷LUSH
open/start 23:30
charge ¥1000(w1Drink)

DJ :
劔樹人(恋愛研究会。)
DJ BOOKOFF
長州力(レシーバーズポンポンヘッド)
有馬和樹(おとぎ話)
クドウヒロポ(バイナリキッド)
たいよう(三条ハンソン/某レコード会社V)
ゆかちゃん(某レコード会社S)
DJ お寿司(埋火)
and more(たぶん)!

VJ :
ギンティ小林(男の墓場プロ)


恋愛研究会。が、大阪は日本橋R/H/Bで開催していた伝説のイベントがついに東京で復活!!
カラオケボックスかスタジオライブかという規模だったにも関わらず、やればやるほど動員がなくなっていった反省を活かし、なるべく地味にスタートする第一回目は、身近にいた好きなバンドのひょうきんな顔の人たちを中心に適当に招集!
近々バンドが売れてこっちに人が流れて来る事を期待した、完全他力本願なラインナップで盛大に開催します!!
伝説のあのイベントもこのイベントも、最初は赤字続きだったはず…
そんな新たな伝説を見逃したくなかったら飲みに来い!!


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本当にどうなることかと思ったが、なんとか無事終了!
来てくださったみなさん、本当にありがとう!

あんなグダグダな企画に誘った僕を嫌いにならないでください!!

夕方からのイベントの客が10人くらい酔って会場に残っているという状況も、雪が降りやがってお客さんはおろか出演者すら来ないという状況も、なぜか外国人の方々が10人くらい全くわけもわからず迷い来んできて「セックスピストルズかけろ!!」とわめかれる状況も、自分の人柄が出たんじゃないでしょうか!(思いっきり前向きに)

出演者も間違いのない人たちばかり!

Tシャツがダンゴムシにかじられてボロボロになっていた長州君fromレシーバーズポンポンヘッド!

名前に反してCDが全部CDRだったDJ BOOKOFF!!

東京にいい友達ができたとつくづく思った。

そして、なんせイチイチ面白いのはクドウヒロポfromバイナリキッド!!

せっかくプレスで作ったCD「母さん、なんでうちにはファミコンないの?」が1000枚全て不良品だったり、連れて来たお友達がファミレスで同人誌用のマンガを描こうとしていた人だったり、顔はくるりの岸田繁そっくり(高円寺で別人だと言っているのにそれでもいいですからしてください!と握手を求められるくらいそっくり)なのにこうも信頼できると痛快です!

そんなバイナリキッドは来月、宮益坂牛追い祭りで大阪のチッツとガチンコ勝負!!うわっ!楽しみ!!


ところで、最近ライダースをもらいました。
男には避けて通れぬユニフォームだが…この違和感はどうにかならんのか。
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ブログ向きじゃないワタシ

この週末、とても忙しかったのである。


仕事の合間、2/2のあらかじめ決められた恋人たちへライブのために曲を覚えながら別の内職、青山でライブ終わってすぐ走って渋谷に行き、朝まで「遠距離恋愛研究会。のフィーリングナイト!」、ちょっとだけ寝て昼間は新バンドのスタジオ練習、終わってすぐワッツーシゾンビやチッツの出たライブの仕事、そのあとまた内職…

ちょうど良い日記になる出来事が、ヒマがなくて全て通り過ぎて行く。もちろん、写真もない。
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最近の写真であるのはこれだけ!残り物で作った夕食だ!
牛丼のタレかけ丼と、具がしらすのみの焼きそば。
(牛丼のタレかけ丼は、つゆだくにすると甘辛すぎて後悔します)

あら恋のライブは、池永さん、キム(ズボンズを辞めた人)、僕の三人に、テルミンとパーカッションの栗原さんが加入した。栗原さんは、テルミンの音程を自在に操るスゴイ人。そしていしかわじゅんの大ファン。

今回はロカペニスの斉藤さんもVJで参加したためか、随分評判がよかったようだ。
でも斉藤さんは、リハにデータを全て忘れて来たり、セッティング中に機材を全て倒したり大変そうだった。



夜の宮益坂


渋谷なのに比較的静かだから好きな場所。地方都市みたいな感じやからかなあ。
昼でもバシバシ横断できる交通量がいい。


今日は元越後屋の藤井さんにばったり会ったのだった。

僕は昔、越後屋が日本のロックを変えるんじゃあないかと本気で思っていた。


そんな夢を見させてくれた男は、渋谷の街にもつ鍋をたべに消えていった。

ぼくらのリハーサル

「リハ」とは、僕らにとってはライブの前にするソレである。
赤犬でいうところの、ロビンさんがやることなさそうにしているアレ。


東京の人はスタジオ練習をリハという。
たとえボロ機材しかないスタジオでも。
椅子のかわりになぜか切り株が置いてるスタジオでも。
受付に「ツケはできなくなりました」と書いてるスタジオでも。


ちょっとどうにかなりたい新バンド、今日はとうとうドラムのひとと練習した。
またいつもの、何か起こりそうな予感(恋愛研究会。の場合だと確実に何も起こらなかった例の)が!



夜は相対性理論のみんなに会う。
もちろん共通の話題はEMIの加茂さんのこと。
パブリックイメージはバキバキの業界人だが、加茂さんは愛されているのです。


中央線は東京に向かって

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この冬よく(というかいつも)着ているトレーナー。
絵の意味が全くわからない。

久しぶりに矢吹屋のライブを見る。

大阪のお友だち、千秋くん(若いのに頭は薄く、ヒゲは濃くなる一方のナイスガイ)の福島の幼なじみということで紹介された良いバンド。
そろそろ各レコード会社も動き出しそうな…


彼らは東京の歌を歌う。
いつの世も田舎者は大都会東京への畏怖を歌わなければいけないので、彼らは正しいのである。

ドラムの鈴木くんは後輩の木下に似ているな。木下、元気かな。

楽器がなくてははじまらない

最近、練習に行くときは手ぶらで行ってスタジオで楽器を借りるという横着をずっとしていた。

例によってミュージシャンシップ皆無の怠慢である。


でもそれはもうしません!
なぜなら楽器についにピックアップが着いたから!
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ウッドベースにつけるこの手のピックアップ、たいがいロカビリーの人を相手にしているため、ノブがサイコロだったりするがすぐ取って捨てました!だってダサいから!
スラップ(バチバチ叩く弾き方)用の回路も潔くすぐ取って捨てました!だってできないから!

おかげで、また例のモッコモコした音しか出ない楽器となったのである。僕は楽器もアンプも何を使ってもだいたい同じ音になる。

さらに、最近閉店したうちの会社のレゲエバーを、改装のため掃除してみると、奥から持ち主不明のフェンダープレベが出て来たので頂いて来た。
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ブ厚く積もったほこりをはらうと出て来たロゴ。
…「パルサーベース」。

…パチもんだ!
でもそういうの、個人的には大好き!!

先日のあらかじめ決められた恋人たちへでは、早速これを使うことにした。

しかし、困ったことにケースがない。
手元にはセミアコベースやロケットベースといった変形ベースしかないため、普通のケースがない。

しかたないので、裸の楽器をぶら下げて自転車でライブに行った。

さすがにくるくるパーにしか見えなかったが、だいたいの人は見て見ぬふりをしてくれる。

「Oh! Nice Bass!!」
「お母さーん、ギター」
ただ、外国人と子供だけは見逃してくれなかった。

あらかじめ決まっていることをなかなか知らせてもらえないライブ



最近本当に忙しかった。

ただでさえ15日の自主企画「宮益坂牛追い祭り」のことで頭がいっぱいだったというのに、ここへ来てデザインの仕事が舞い込んだり、突然、最近上京した池永正二のひとりユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」への参加が決まったりしたからである。

名前に反して全くあらかじめ予定を決めてくれない池永さん、なんとかしてください!
でも、やるしかない!頑張ります!と、演奏する6曲を一晩で覚えようとするも、まず打ち込みにフレーズを付けるのが不慣れな上、インストのため全く曲が頭に入ってこない。

しかたないので、ドラムのキム(最近ズボンズを辞めた人。訳ありなサポートメンバーばかり集めないでください!!)の動きだけを追い、なんとかライブにこぎつけました。

会場の三軒茶屋グレープフルーツムーンは、京都のアバンギルドとかそんな感じの、雰囲気あるカフェ。

対バンにはおとぎ話がいたのでよかった。
有馬君と、今後一緒にやりたいことなどを話す。いい若者。

最近、おとぎ話のベースの風間くんが気になる。

どこかで見たことのある顔だなあと思ったら、女教師もののビデオで、悪ガキたち(どう見ても高校生とは言えない30代)に「先生、こいつ童貞なんだよ。なんとかしてくれよ」と引っ張りだされる人がだいたいこんな顔をしていたのだった。

第一回、宮益坂牛追い祭り終了しました!!

読者の少ないこのブログでは特に宣伝しなかったのですが…

先日の第一回宮益坂牛追い祭りにご来場の皆さん!どうもありがとうございました!

連休明けのド平日にも関わらず140人ものお客様!
いやーさすが東京はひまな人も多いね!


そしてライブしてくださったドラびでお、サカモト教授、ロマンポルシェ。、漁港が素晴らしかった!こういうの、主催者ならなんでも最高といわなければいけないだろうがほんまに素晴らしかったので仕方ないのです。

ドラびでお、一楽さんは連日のライブの疲れか風邪をひかれていたのですが、そんなこと気にならない勢いあるライブ。30分ノンストップ、「人間のクズメドレー」一曲。みんな食い入るように見ていた。

サカモト教授。なんかあっという間にニコニコ動画でスターになった教授は、ファミリートレーナーをマントにしていたり、ファミコン、スーファミの帽子を使い分けたり相変わらず芸が細かい。
頭の良さもピアニストとしての技術も全くどうでもいいことにしか使っていなくて素晴らしい。

ロマンポルシェ。のこの日の説教はすごく面白かった。ロマンさんが珍しく演技もしていたし。気合いの入った説教を掟さん、ありがとうございます。
懐かしい「暴力大将」を歌ってくれたのも!

漁港も完璧な盛り上がり。並べて見るとロマンポルシェ。と漁港って似ている。
でも、最後、マグロをさばく森田さんには、職人の迫力で緊張すらしてしまう。

本当に皆さん、素晴らしいライブをありがとうございました!

そしてそしてDJもっちー!
この日のために大枚はたいてベリーズ工房の「ピリリと行こう!」の衣装で、初めてのDJを完全にモノにしてました!
最高です!ありがとう!

ただこのくそ寒いのにもっちーとロマン優光さんは裸足でした!
靴下くらいはいて下さい!


もっちーといえば、この日のために独自のチラシまで作ってくれていた。


この御時世に人力コラまで多用したカワイイチラシ。素晴らしいのである。

ちなみに僕が作ってライブハウスに配っていたのはコレ。


大阪のこつりさんとジャックさんを本人たちの勝手知らぬところで無断に配し、東京で誰もが「誰?」と聞いてくる素晴らしい仕上がりだったのだが…