ブラックホール


何でも吸い込んじまう宇宙の暴れん坊。

厳密には吸込むというより、超強力な重力(重力場)をもって空間と時間極度に歪めねじ曲げ、時空間をまるでコーヒーにミルクを落としてかき混ぜた時の渦のように、、、

周りの景色が極端に歪んで見えます。空間が歪むことで、光の進路が極度に屈折しているためである。このことを重力レンズという。

無抵抗のままだと極悪な勢い自然落下させてしまう天体です。

ブラックホールは中心の特異点(体積0の点)に向って無限大の質量を持つ天体。

ただし、今回ご紹介するは、

実際に発見されている種類の自転(地球や太陽のように自転)する回転型のカー・ブラックホールなので、

中心部の特異点は点ではなくリング状になる1次元の輪のようなものを持っています。またその領域を特異領域という。

上の絵のように、極点(地球でいう北極と南極)の場所からは、垂直にプラズマの高速ジェットが吹き出ている。

自転するカー・ブラックホールの特性を生かし、理論上タイムトラベルが可能としている。



ざっと、こんなブラックホールの自己紹介ですが、ついてきてください(笑)

これから、その極悪さを話していきます。

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