三連休、東北にある鳥海山に登った。
ロングルートという事もあり、
疲労と、大汗を流さないわけにはいかない……
背に腹は代えられない……
もう傷あとをどう見られようが、どうでもいい気持ちになった笑
………
山形県にある、
「鳥海温泉保養センターあぽん西浜」
大人400円で入れる、THE日帰り温泉である。地元の常連さんも多い印象。
洗い場は仕切りもない。
泉質は、ナトリウム塩化物泉でぽかぽか温まるお湯。色は黄金。
………
★第一関門は脱衣所
端っこのロッカーの一番下でコソコソやっていたけど、脱ぐ途中どうしても露出……
ま、いっか……
★第二関門は洗い場
三連休だし、登山者の利用も多いので大混雑。洗い場行列となっていた。
ところが、この温泉ちょっと変わった配置で、いくつか並んで壁に沿って洗い場となっているのだけれど、露天風呂の出入り口の所に2席だけ洗い場が隠れたような場所にあったのだ。
「ほおほお、こりゃいい」と思い、待っていたら一つ空いた。ちょうど術側が壁側になるのでラッキー。
とはいえ、お隣で洗っていた中学生位の女の子の視線を感じる……気づかれたか??
ごめんよ、びっくりしちゃうよね……、人生色々あんのよとテレパシーを送る。
いつも通りに洗い、一応、胸から大事なところはタオルで隠してお湯へ。
お湯に入ってしまえば見えんだろう、と思いつつ、やっぱり視線は感じる。
ま、見えちゃうよねー♡ごめんだよ〜
でも、気付いたぽい人も、その後はジロジロ見るなんてこともなかったし、
気にするのはやめた。
………
やっぱり登山後の温泉は欠かせない。
登山→温泉→名物を食べる
ここまでワンセットなんだから。
悪いことしてるわけじゃないし、コソコソする必要もないな、と開き直る笑
私は子供の頃から日帰り温泉によく行っていたので、温泉は生活の一部に当たり前のように溶け込んでいた。
出身地には沢山の温泉郷があり、家の近所にも日帰り温泉がある環境だったので、人前で裸になるのが恥ずかしい感覚もあまりなければ、他人とお風呂に入る事が衛生的に嫌という感覚もない……
(子供ながらに、沢山の人の体を目の当たりにする事で、オッパイの形も大きさも人それぞれ…オケケの濃さも人それぞれ…お婆ちゃんになれば乳は垂れるのね…そんな事を思ったから、人と違っても悩むことはない事を学んだかも…)
だから、手術が決まった時は、温泉の事が頭をよぎった。
調べると温泉着なるものがある事を知ったり、手術前は傷あとがあったって「気にすることないよね」って思っていた。
けど、実際手術をした後はそうはいかなかった。
片方の乳がないのは自然ではないし…
傷あとも肥厚性瘢痕になってしまったし……
見た人がびっくりしてしまうのではないか?という事だった。
そんなこんなで9ヶ月……
登山後は家までお風呂我慢したり、貸切湯を予約して入ったりしていたけど、いつまでもそんなこと言ってられない、
私は温泉が好きなのだ!
入らせてくれぇぇーーー
という気持ちが勝る。
フォローしている方のブログに温泉に入った記事が出て勇気をいただいた♡
他にも、あちこちの温泉を楽しんている方のブログも見つけた。
しょっちゅう温泉に通う母に言うと、たまに見かけるよ、と聞いた。
そうか、わたしが気にしなければ、人はそこまで他人の事を見ていないんだから気にすることはないよな、という結論に達したのだ。
だから今後もいつも通り、登山の後はその近くの温泉に入っちゃう。
やっぱり汗を流してサッパリして、コーヒー牛乳を飲むのがたまらない。
やめられません♨
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毎月休館日に乳がん術後の方に気兼ねなく温泉を楽しんでほしいと解放されている長野にある温泉施設
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母にすすめられた入浴着