9/16(土)
剱岳にアタック
登頂した。
今年の初めに行きたい山リストを作り、
その中の1つ「剱岳」
そして、登山歴10年目にしてやっと憧れの剱岳に登頂できた。
感無量ಥ_ಥ
よくやった、私。
―――――――――
10月初旬に手術予定なので、年内の山行はこれが最後かな。
―――――――――
この山行については、
何としても行きたかったけど数日前から目眩に悩まされ、実は不安があった。
目眩は何とか落ち着いたけど、胃腸の調子がよろしくない。でもそれだけで諦める理由にはならない。
結果、やっぱり調子は戻らず、固形物があまり食べられなくて、とにかく飲料やスープ、ゼリー、飴やグミなどでカロリーを摂取(全然足りない)。
多分、思ったより緊張していたんだろうなあ、とも思う。
――――――――
剱岳は、百名山最難関ともいわれる山。
地図や雑誌、ヤマレコ、ヤマップ、動画などで情報を集め、イメトレし、鷹取山でクライミング講習に参加したり、諸々準備をしてきた。
岩峰というと、北アルプスの穂高岳(前、西、奥)、唐松〜五竜縦走、鹿島槍ヶ岳、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)などなどをテント泊で歩いているが、
比べ物にならない位しんどかった。
理由は、緊張区間が非常に長い事と、
高度感のある鎖場が連続するため、
技術力、体力、経験が伴わないと危険な場所だと感じたから。
特にアタック日は霧が濃くて真っ白。
岩場は濡れていて滑る。
霧でまつ毛にしずくがつく。
恐怖感マシマシ。
恐怖で途中で引き返していく人もいた。
平蔵の頭辺りだったか。
――――――――
アタック日の天気予報は、午後から大雨と雷注意報が出ていた。
朝の3時前に起きて、4時半頃に剱沢キャンプ場を出発。お昼には剣山荘に下りてこれる予定で計画した。
昼過ぎにテントに戻りお昼寝をしていると、予報通り14時過ぎから土砂降りの雨と時折雷鳴。降ったり止んだりを19時頃まで繰り返した。
17時頃に夕飯を終えて、18時過ぎに雨が止んだ隙にトイレと歯磨きを済ませてテントに戻ったら再び土砂降り。セーフ。
アタック日は、秋の三連休の初日。
続々と上がって来る人。
剱沢が色とりどりのテントでいっぱいになった。
―――――――――
3日目最終日の当初の予定は、雷鳥沢幕営地から大日岳に登り称名滝へ下山するはずだった。
しかし、2日目のアタック日、岩場が濡れていた事で少しコースタイムが多くかかってしまったこと、予想以上に疲労したこと、午後から雨が降る予報だったことを考えて、2日目の泊地を剱沢キャンプ場に変更して、3日目は新室堂乗越を経由して雷鳥沢へ下り室堂のルートに変更した。
結果予定を変更して正解だった。
ケーブルカーもバスもゆとりがあったし、関越で渋滞にはあったけど三連休中日にしてはマシだった。SAでの食事も混雑してなくてストレスフリーで帰宅できた。
長時間運転をしてくれた夫には感謝しかない。疲れただろうと思う。
――――――――
山への復帰はいつ頃になるかな、、、