夫の発症から9日目、都から支援物資が届いた。


まず玄関から中に運べない。

体調悪いのに、こんな重い物だれが動かせる?!


しばらく放置。

薬が効いて少しだけマシな時に試みるも、息は切れるし、もはや、箱を転がしながらなんとか玄関の中へ入れた。ボロボロ。わたしもボロボロ。倒れこんでしばらく呼吸が整うまで気持ち悪くて仕方なかった。


しばらくして箱を開けるとびっくり。

どこの病人がこれを食べれるというのか?!ってなものしか入っておらず、愕然とした。


口にできたのは、野菜ジュースと麦茶。

フルーツ缶は助かった。

あと、ご飯は食べれないけどなぜかお菓子は食べれて、まさかのお助けに。ビスコありがとう。


中華丼のレトルトは後半で食べてみたが野菜なんてほとんどない餡だけのしろもので、嗅覚味覚に異常がある私にはゲロ食べてるとしか思えず吐いた。

カレーのレトルトなんて喉が痛いのに無理に決まってるし、乾麺のうどんやパスタを茹でる元気どこにもありません。

この胃腸の状態でカップ麺なんて正気の沙汰じゃない。


この箱が届いて喜ぶのは、ほとんど症状のない人と濃厚接触者で元気な人くらいではないだろうか、、、。


本当に辛い時は誰の助けも得られず、栄養状態が悪くなる一方の日々は絶望しかなかった。入院できていたら、嘔吐下痢でも点滴で脱水の不安はなかっただろうし。


感染爆発して入院なんてできないのが当たり前で、軽症でもどえらいしんどいし、食べ物の臭いも味もしない絶望は患ってみなければきっとわからない。


この、わかってないなー、、、って思う段ボールをみて怒りがこみあげてきた。


くっそコロナめ、、、どこでわいたウイルスだよ💢デルタ?どこで変異したウイルスだよ💢どいつが日本に持ち込みやがった、ちくしょーめ。


もう脳内暴言とまりません。