先週の金曜日。
会社の先輩がご主人の仕事の関係で、
休職して海外に行かれるというので、
壮行会という名の送別会に参加してきた。
有楽町の高架下のドイツ料理のお店。
私はビールが苦手であまり飲まないのだが、
この日の蒸し暑さとビールはピッチャーでしか注文できないという、
ビールを売りにしているお店らしいシステムで、
今回ばかりはビールを飲んだ。
ドイツビールはまろやかだし、
あとやっぱり暑さだな。
5月下旬で30℃越えは勘弁して欲しいわ
昨年末の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」で、
『男が歌う女歌、女が歌う男歌』を特集していて、
GORO-NETのお知らせで五郎さんの曲も、
取り上げられるというので録画した。
五郎さんの曲で女歌って……🤔
と思っていたら、取り上げられたのは「博多みれん」だった。
…たしかにバリバリの女歌だわ。
推して下さったのは、クリス松村さん。
帰国子女でもあるクリスさんがおっしゃるには、
「男歌」、「女歌」という区別は欧米にはないそうで、
日本に帰ってきて、カルチャーショックを受けたひとつだそうだ。
鉄矢さんは「平安時代からある文化」だとおっしゃっていたが、
「とりかへばや物語」がこの時代に生まれていることを思えば、
『男女逆転』という発想は古来からの日本の文化なのかもしれない。
…というわけで、本日のGORO活は五郎さんの歌う女歌についてです。
①博多みれん
15才の演歌歌手が歌うから違和感があるというが、
意外に根強いファンが多い曲でもある……と思う。
なんだかんだ言いつつ、
五郎さんが大切にしているデビュー曲。
歌詞は女の忍耐を歌った恨歌なのだが、
五郎さんが歌うと爽やかに聴けるから不思議。
➁ひとり雨
博多みれんのB面曲。
五郎少年、14才の歌唱だが、
優しい歌詞にマッチしていて好きなんだよね。
五郎さんのシングルB面は名曲の宝庫だけど、
デビューシングルから、その片鱗はあったかも。
③一人が好きですか
五郎さん出演の「弐拾手物語」の主題歌。
豪商のボンボンのさわやかさと相まって、
五郎さんの艶やかな歌声がイイ感じだったなあ。
愛しい人を待つ女の色っぽさ。
ドロドロになる一歩手前が上手いなあと思う。
④紳士道
これは厳密に言うと、
「女歌」の範疇には入らないかもしれないが、
歌詞を聴いていると恋の行方を占うように、
カードを切る女性の姿が思い浮かぶ。
五郎さんが歌うと、
たおやかな美人がポンと出てくるから不思議
⑤アドロ
もはや五郎さんのオリジナル曲と言っていい、
コンサートでも定番のカバー曲。
今年さらにパワーアップした感があるし、
「女歌」といえば、真っ先に挙げる方も多いのでは。
絶品だもんなあ
この番組にはクリスさんの他に、
八代亜紀さんも出演されていた。
休養を発表する直前の収録だったと思うが、
お元気な姿にホロリとした。
エピソードは名曲「舟唄」
亜紀さんの歌唱でより輝いた、男歌の名曲だ。
…これまた寡黙で苦み走った「いい男」が思い浮かぶから不思議よね。