3月もあっという間に1週間。

これまでの暖冬がうそのように寒いガーン

年度末なので覚悟はしていたものの、

毎日、仕事が山積みで残業の嵐である。

残業代がほとんど出ないので、

やりたくないのは山々だが、

やらないと仕事が終らないという悪循環。

推し活でもやらないとやってられないわタラー

 

愚痴はさておき、本日のGORO活は、

2月18日~19日に行われた、

東京オペラシティコンサートのレポートです。

今年のツアー始まりはまさかの2DAYS!!

どうしようか迷ったけど、

ぜいたくにも両方、参加しました。

お愛できるときにはあっておきたい乙女心ラブ

ビタミンGをいっぱい摂取しないと、

仕事を頑張れません笑

職場の後輩には、

「私たちのためにも行ってきて下さい」と言われる始末滝汗

…そんなに毎日やさぐれていたかなあ。

ちょっと反省アセアセ

 

初日の日曜日は自宅から。

とりあえず職場には着ていけない、

ちょっと乙女が入っているチュニックに、

黒のカーゴパンツを合わせて、あとは小物でコーデ。

一週間前に美容院にも行ったし照れ

会場のオペラシティは一時期、

通勤で通っていた、初台が最寄り駅なので、

とりあえず迷う心配はなし。

…と高を括っていたが、

都営新宿線に乗り換えるために、

秋葉原から岩本町までの道が微妙にうろ覚えで、

ちょっと迷ったガーン

前の家の時は新御茶ノ水→小川町ルートだったからなあ。

それでも予定通りの時間にたどり着きました。

 

 

 

開場の待機列にしばらく並ぶこと10分ぐらい。

ホールに入ると、グッズ販売へ。

とりあえず主目的のDMVカードをGET。

可愛いアクスタとミニクッションもあったが、

給料日前で持ち合わせがないので我慢。

…クッションは五郎さんがプリントされているから、

きっと恐れ多くて枕代わりになんか使えません笑い泣き

終演後のmeet&greetの券もGETしたし、

まあ、いいか。

 

ロビーには色とりどりのお花が並んでいる。

だいぶコロナ渦の前のようになってきているなあ。

 

↓宏美姐さんからのお花ラブラブ

 

今回の席は前から3列目の真ん中の神席ラブ

ドキドキして五郎さんの歌が入ってくるかしら。

ちょっと不安だなあ。

 

 

ホールはどこかの教会を思わせるような、

独特の形状の天井。

今まで行った、コンサートホールとは雰囲気が違う。

 

開演のブザーが鳴ると、

まずはGOROバンドのメンバーの皆さんがステージ後方へ。

大久保さん、誠さん、伊藤さん、土方さん。

そして今回のピアノは矢吹卓さん。

昨年のコットンクラブ以来だなあ。

そして続いて、NHK交響楽団の皆さんが登壇。

バイオリン、ビオラ、チェロがそれぞれお二人+コントラバスの

豪華なストリングスの構成。

皆さんが揃うと、矢吹さんがラの音を弾き、

各楽器が音合わせ。

…これは今までのコンサートでは見られなかった光景だなあびっくり

何か新鮮な感じがする。

 

演奏陣の準備ができたところで、

五郎さんがステージに現われた。

最初の曲はおなじみのエディット・ピアフのカバーで、

燃えるような愛の歌。

たぶん普通の歌手はアンコールとかで歌う曲だと思うのだがタラー

はじめに持ってくるのが、五郎さんだなあ…

2曲目は麻生先生と東海林先生の名曲中の名曲で、

ある意味、歌手、野口五郎のテーマ曲のひとつ。

5年前のソロコンのラストソングを2曲目に持ってくるか!!

なんか序盤からスゴいなあ…

 

気合いの入った2曲の演奏に会場からは鳴り止まない拍手。

五郎さんも嬉しそうに会場を見渡した。

「いつも2月のコンサートはオーチャードホールからだったのですが、

今年から改装に入るということになりまして」

…といいつつ、まだ工事は着工されていないのだがタラー

「で、新しい会場を探していて、たまたまここが2日間あいてまして」

元々はオペラのために作られたホールなので、

残響音がスゴくて、ポップスの演奏にはやや難があって、

たくさんの歌手の方が惨敗しているそうな。

プロモーターの方もあまりオススメはしていなかったようだが、

「難しいんなら、やります」

…負けず嫌いに火がついちゃったのね笑い泣き

五郎さんらしい。

「初めての会場は声が厄介でして。

たとえて言うなら中途半端な幽霊スポットみたいな感じかな」

…つまり探り探りやっているとタラー

なるほど音って響けばいいってもんじゃないんだなあ。

響きすぎるのも問題なのか。

五郎さんの言葉の端々に苦闘のあとが感じられる。

 

昨年末にクリスマスのディナーショーで沖縄を訪れた、五郎さん。

占いがよく当たるというママさんのいるお店に、

スタッフの方と一緒に行った。

「お化粧を綺麗にされていたので、実年齢がよくわからないんですけど。

たぶん僕より2、3才いや10才ぐらいお姉さんかなあ…」

ひとこと多いようなタラー

そのママが五郎さんのとなりに座って、

五郎さんのことを占ってくれた。

『あなた、67の年、気をつけた方がいい』

ガーン…僕、いま67才なんですけど』

ママさんは何を気をつけたら良いのかとか、

具体的なことはおしゃらずニコニコされるばかり。

「それが妙に気になって、今回のアルバムも、

遺作を作っているのかなあとか、考えてしまって」

この日は、五郎さんの誕生日まであと5日。

「あと5日、のりきれば…」

…そうね。何かよくわからないけど、頑張ろう笑い泣き

 

「ここからは僕の海外録音盤のアルバムの曲をやりたいと思います。

まずはニューヨークで録音したアルバムから、京平先生と僕の曲を」

 

1977年リリースのアルバム『異邦人』より

今回のセルフカバーアルバムにも収録されている2曲を。

彼女を探してNYの街を右往左往するダンサブルなナンバー。

五郎さんがステージを右に左にクルクル踊るラブラブ

そして五郎さんが作曲した曲の中でも、

ピカイチにカッコいいロックバラードは土方さんとのツインギターラブ

超絶カッコいいキラキラ

 

「うまいなあ、ガタやん」

土方さんのギターが上手すぎて、

僕に格好つけさせてくれないと拗ねる五郎さん爆  笑

「でも、歌えないでしょ?」

この辺りは同級生の気安さだなあ。

仲良し振りが伝わってくる。

「京平先生は作曲家としてはもちろん。

プロデューサーやアレンジャーとしてもスゴくて。

デモテープの段階でアレンジがすでにできている」

編曲家の方はほとんどやることがないそうなびっくり

「矢吹君は今回、はじめて聴いて、びっくりしていました」

京平先生と海外に行くのが、大好きだったと五郎さん。

「ミュージシャンの希望は僕が出していました」

それだけではなく、パート分けもほとんど五郎さんがやっていたそうで、

「譜面台を弾いて欲しいミュージシャンの前に僕が置いておくんですよ」

京平先生がそれを直すことはなかったそうで、

「さすがだねえ、GOROちゃん」と目を細めていたそう。

 

「さて今度はロサンゼルスで録音したアルバムから2曲やりたいと思います。

たぶん今だったらギターの譜面台はラリー・カールトンではなく、

ガタやんの前に迷うことなく置くと思います」

五郎さんにここまで言わせるなんて…

土方さんってやっぱりスゴいキラキラ

 

1979年発売のアルバム「ラスト・ジョーク」より

今回のセルフカバーアルバムにも収録されている2曲。

1曲目は昨年、リアレンジして新曲として発表された曲。

2曲目は当時、シングルカットしたおなじみのナンバー。

あれから45年も経過しているのに色褪せないなあ。

2曲目は五郎さんもノリノリで、

一昨年のブルーノートを思わせる跳ねっぷり笑い泣き

鳥の羽の振付けは久し振りにみたなあ。

楽しい~ルンルン

 

「…68まで持たないかも」

渾身のパフォーマンスで少々お疲れモードの五郎さんタラー

ペース配分って言う言葉はこの人の辞書にはないんだろうなあ。

「最近、歌っていると、ピッと切れそうな時があるんですよ」

脳の血管…笑えんガーン

 

「僕がはじめて海外録音をしたとき、1ドル360円の時代でした。

LCCなんてないので、少しでも安くするために、

ソ連製の飛行機で行くわけですよ」

アメリカ製の飛行機に比べると、あきらかに装甲の厚さとかが違う。

ロンドンでのレコーディングでは人種差別も経験した。

「音楽性を認めてもらえると、1つになれるんですけど。

そこまでが大変でした」

当時ロンドンフィルハーモニーが演奏した曲をNHK交響楽団で演奏する。

なんか感慨深いなあ。

「今から演奏する2曲目を歌っている頃。

僕の思惑とは裏腹に世間では『アイドル』と呼ばれるようになっていました」

 

1974年発売のアルバム『GORO LOVE in LONDON- 愛ふたたび -』より、

シングルとしても発売された2曲。

1曲目はお兄様が作曲した、優しさ溢れるラブソング。

大好きな曲!!

嬉しい~ラブ

2曲目は千家和也先生×馬飼野俊一先生コンビの傑作シングル。

うっとりと聴き入っていると、五郎さんが突然、演奏を止める。

「ごめんなさいね。皆様には何の落ち度もございません。

NHKの皆様、素晴らしいです」

ちょっとした抗議なのか、なかなか演奏を止めなかった、

ドラムの大久保さんにも平謝り。

残響音対策で普段とは違う音の出し方をしているそうで、

ドラムも鳴りにくくなっている。

「そんなやりにくい状態なのに、申し訳ない」

くるりと客席に向き、

「問題なのは、貴女たちムキー

…今回はこの曲ですかタラー

さっきアイドル云々とおっしゃったのは振りだったんですね。

何となく、そんな気はしてた笑い泣き

「あの頃、当たり前のように美しすぎるのは自分だと思ってたでしょ。

何、自分じゃないと思っているのムカムカ

GORO王子、あの頃の会場音源まで聴かせてくれました。

だんだん芸が細かくなってきたなあ。

会場を散々あおり、やり直すこと数回滝汗

私たちの精一杯の黄色い歓声に包まれ、

ご満悦の王子。

息も絶え絶えの私たちを前に

「楽しくて仕方がない笑

 

GORO先生から若返りの薬を処方して頂いたところで、

今回はここまでにします。

➁に続く(笑)