土曜日の午前中、同じ市内に住む真ん中の妹が、

旦那の仕事の関係でサインして欲しい書類があるとやってきた。

お互いの親が年金暮らしになってしまい、

こういう書類にサインができなくなってしまっているし、

義弟は一人っ子のため、私の出番は意外に多い。

…ただ、しっかりものの妹は口うるさいのでアセアセ

ふだん散らかっている部屋を片付けようとしていたが、

掃除の途中で呼び鈴がなった。

「…大掃除の途中?」

だから君が突然、うちに来るのは困るんだよ。

外で待ち合わせすれば良かったえーん

姉のGORO愛には半分、呆れが入っているが、

宏美さんとのタッグには少し興味があるらしく、

昨年の「SONGS」をみていたそうな。

最近、コンビでの露出も増えているから、

妹のように興味のない人でも目にする機会はあるんだなあ。

 

さて本日のGORO活は五郎さんの故郷で行われた、

「今夜は生でさだまさし」、生さだのレポートです。

私も土曜日の深夜にやっていた頃、たまに見ていたけど、

金曜日の深夜にお引っ越ししていたとは知らなかったなあ。

さだまさしさんが放送作家の井上知幸さん、音響効果の住吉昇さんと三人で、

視聴者からのハガキを読みながら、トークをする番組。

往年のオールナイトニッポンをテレビに持ってきた感じかな?

さださんは放送日の前日、岐阜県の「長良川国際会議場」でコンサートだったので、

「番組が僕の予定に合わせてくれたのは初めてじゃない?」とご機嫌。

「大きな移動がないから、楽でいい」

この項を書くに当たり、さださんの公式サイトでコンサートのスケジュールを調べてみたら、

さださん、ほぼ週2ペースでコンサートをしていて、

前々日は三重県でもステージを行っていた。

五郎さんより4つ上のお兄さんだから、古希タラー

すごいなあ、パワフルだなあ。

「生さだ」を岐阜でやるのは、4回目。

かなりの高確率じゃないの?

場所は長良川観光ホテルの宴会場。

…ここ「ウチくる」で五郎さんが来ていたホテルかな?

ちょっと気になるなあ。

 

●ご無礼いたします

岐阜県の方はお風呂を先に入るときなど、

「ご無礼いたします」というという方言にまつわるハガキ。

ハガキ主のご主人は東北出身の方で、

奥様の実家で繰り広げられる、やり取りに

すごく戸惑っていたそうだ。

東海地方の或る一部では「お先に失礼します」とか、

「お先にありがとうございました」という意味でいうらしい。

この言葉、そういえば母の実家で生できいたなー。

亡き祖母がお風呂もそうだけど

何か美味しい物を食べたときにも言っていた。

「極楽、極楽。ご無礼いたしました」

祖母の声が聞こえるみたいで、懐かしくて涙が出そうになった。

 

●ヒデとロザンナ?

しばらくハガキを読み進めたところで、

さださんが突然、「ヒデとロザンナみたいな人がいる」と言った。

会場の入口付近に座っていた、

五郎さんと宏美さんが拍手に包まれながら、放送席へ。

深夜にも関わらず爽やかだな~びっくり

五郎さんの朱色のジャケットがカッコいい。

多分、ボトムは宏美さんと色を合わせているんだろうな。

G「セットでやってきました~」とにこやかにさださんに挨拶。

紹介されて挨拶するときに、この番組は名札を胸の前に掲げるのだが、

宏美さんが五郎さんに「これ」って渡してあげているのが、

しっかり者の妹と頼りない兄みたいでかわいかったなあ。

S「なんで宏美だけ、女優ライトが着いているの?」

H「やっぱり私だけ?気を使って下さっているの?」

S「吉田羊ちゃんが来たときもつけていなかったのに」

過去に付けたのは大竹しのぶさんがゲストに来たときで、

しのぶさんは「イヤミか」と怒っていたらしい爆  笑

S「五郎さんはついてないのにね」

G「途中で席を替わろうかと思って」

H「こっちに詰めれば?」

S「ギュウギュウに詰めてどうする」

…すげえ。紹介されて5分も立たないうちにこれだ爆  笑

 

●アイドル

昭和54年にさださんが紅白歌合戦に初出場されたときに、

加山雄三さんのバックで二人でギターを弾いていたそうな。

S「旅人よでしたね。覚えていますか?」

G「…そうでしたね。はいはい」

五郎さん、あきらかに目が泳いでいる。

覚えていないんだなあ?

G「それよりもずっと前に近代映画で対談したのを覚えてますか?」

S「覚えてますよ。僕らアイドルじゃないのに大丈夫かききましたから」

これは五郎さんのリクエストでさださんと対談が実現したらしいが、

グレープがアイドルかというと、さださんはそうは思っていなかった。

S「アイドル番組に出ても『キャー』とは言われなかったですよ」

G「でも『ギャー』とは言われたでしょ?」

宏美さんが隣でお腹をかかえて笑っている爆  笑

ひとつ濁音が入るだけで、だいぶ印象がちがうなあ。

S「いやどちらかというとシーンと静まりかえっていました」

グレープの代表曲といえば「精霊流し」

あの静かな曲に「キャー」とは言えないよねタラー

S「その点、岩崎宏美さんはアイドルでしたね?」

H「はい。16でしたから」

S「歌はうまいし、かわいいし、もてたよね」

放送作家の井上さんは宏美さんのファンクラブに入っていて、

おっかけもしていたらしい。

H「井上さんがね、ファンの集いの時に得意料理を質問してくれたの?」

S「なんて答えたんですか?」

H「ボンカレー」

…このネタ、ラジオでも語っていたけど、

のちに放送作家になったファンの人って井上さんのことか~笑い泣き

I「僕ね、肉じゃがとか卵焼きとかそういう答えを期待していたんですけど、

素っ気なく『ボンカレー』…どれだけ傷ついたことか」

S「歌がうまくて可愛かったけど、バカだったんだね」

さださん、身も蓋もないアセアセ

宏美さんは大爆笑。

S「その点、五郎さんは運動神経もいいし、お料理もやるでしょ?」

G「…料理、やりますよ」

S「得意料理は何?」

G「目玉焼きてへぺろ

S「かわらないじゃない」

…さすが、キレイに落とした~ラブラブ

S「…ハガキ、読んでいい?」

これ以上、この話題は続かないよね。

トークの達人同士、スゴいね爆  笑

 

●鵜飼

放送前にさださんと宏美さん、五郎さんの三人で、

長良川の鵜飼いを楽しんできたということで、

証拠写真をパソコンで投影し、1枚ずつ、さださんが説明。

G「…紙芝居ですか、これ」

H「この時代に、何でこんなアナログなことしているの?」

普通は動画撮って、VTRを流すよね。

いまやスマホでも撮影できる。

S「あのね、この番組は香港に行っても夜景ひとつ映さない番組なの」

外国にロケに行ってもスタジオから一歩も外へ出ない。

…予算の使い方、間違えていないか滝汗

S「プロデューサーがちょっと変なんだよね」

井上さんがすかさず『意見は個人の見解です』って、札を出した。

…いやいや多分、アナログな面白さを出しているんだろうけど、

少しはテクノロジーを使おうよ。

でもさださんが面白おかしく写真を説明するのが良いのかな?

五郎さんはすっかり『鵜飼い保存会』の会長に仕立て上げられて、

ダジャレも交えながら、さださんの説明に解説を加えだしたよ。

鵜飼いをはじめる前に4発、花火があがるそうだが。

S「なぜ4発なんですか?」

G「始発だから、4発です」

…さすが冴えてるなあ。

鵜飼いをする鵜匠さんたちは国家公務員。

宮内庁の式部職に該当するそうで、

この伝統を保存していかに後世に伝えていくかを考えている。

S「ところで会長は鵜飼いで取った、鮎を食べたことはありますか?」

G「はい、あります」

S「今回はないですよね」

G「今回はなかったですね」

鵜飼いには様々なコースがある。

今回は鵜飼いの見学だけのプラン。

さださんが「水いっぱい出てこない」と怒っていたけどアセアセ

G「普通は出るもんなんですけど、今日はでなかったですね」

S「会長のご意向ですか?」

G「いえ、番組のプロデューサーの意向です」

S「そこで予算をカットしているわけですね」

そんなところで節約しなくても。

熱中症になるよタラー

鵜が鮎を吐き出している写真で説明を求められた会長。

G「〽チャッチャ~チャララチャ~ウールンルン

隣の妹さんも「ウー」のところで、キレイにハモってくれたよ。

完璧だな~ラブ

五郎さんも嬉しそう。

S「会長は今日の船頭さんとは同郷でいらしたそうで?」

G「はい。この川の上流の美濃市です」

S「美濃も文化が深いですね」

G「水が澄み切っていて、そんなところで育ったので心も澄み切っている」

S「上流家庭でお育ちですもんね」

さださんのダジャレ返し。

笑点の大喜利よりも面白いなあ。

五郎さんも思わず、拍手。

S「五郎さんがいると楽しいね」

H「わたし今日は五郎さんとまさしの間に座って」

S「五郎さんはさん付けなのに、まさしは呼び捨てなの?」

H「もう最高です」

宏美さんはさださんのことを「生き神さま」と言っているが、

呼び方はシンプルに「まさし」

それが許されるのが、宏美さんの飾らないキャラだなあ。

YouTubeに映像があがっているが、

さださんと五郎さんがこの仕事の前に会ったのは、

石川遼くんと回る、ゴルフの番組。

遼くんが和合で59という驚異的なスコアで優勝した直後だった。

あの時は五郎さん、とても一生懸命にゴルフをやっていたそうで、

S「五郎さんと遼くんが真面目だったので、助けられました」

遼くんもアメリカツアーから国内ツアーに復帰後、

怪我で苦しみ、なかなか思うような成績が残せずにいる。

S「遼くんも頑張って欲しいね」

G「そうですね」

 

●好きだなんて言えなかった

「私たちのデビュー曲」と宏美さん。

さださんが二人のコンサートは楽しそうだとおっしゃていた。

NHKホールの追加公演もしっかりアピール。

爆笑トークのあとのしっとりとした、でも爽やかな歌声。

ワンハーフなのが、勿体ないけど、

放送時間を考えたら、こうなるかあ。

歌番組に比べると、音響はいまいちな感じがしたが、

そこは仕方がないよね。

ところどころで笑顔がこぼれて、

お二人とも楽しそうに歌っていた。

 

この後もお二人は「オブザーバー」として、

最後まで番組に参加されていましたが、

この後はハガキ中心のトークになりましたので、

GORO活のレポートとしてはここまでにします。

番組の3分の2ぐらいなんですけど、

かなりお腹いっぱい笑

さださんもトークが上手いから、

五郎さんの高度なギャグがキレイに落ちて素晴らしかったキラキラ

またぜひスリーショットを見たいなあ。