今年も残すところ、1週間と少し。
金曜日は業務の関係で会社に行ったが、
同僚と昨年とは違う会話が交わされる。
緊急事態宣言からずっと、
事務所の出社人数の調整が継続している関係で、
グループ全員で顔をあわせることがない。
スケジュールが合わなければ、2ヶ月ぐらい会わないこともある。
そのため年末が押し迫った今、帰り際に年内に会えるかどうかの確認をする。
会えない場合は「良いお年を」となるわけで。。。
何だか淋しいなあ。
五郎さんは「歌う場所」を確保するための努力を続けていらっしゃる。
アーティストサイドから発信し、アプローチをしなければならない現状に、
ものすごくモヤモヤした思いがある。
報道は新型コロナの感染状況を伝えるだけではなく、
こうした現状も伝えるべきではないのかと強く思う。
さて本日のGORO活は12月16日に放送された、
「夜のヒットスタジオ傑作選 西城秀樹 #17」
五郎さんも出演された、1979年5月7日放送回である。
夜のヒットスタジオの放送の中でも、
GOROファンにとっては、ある意味、神回じゃないかなあ。
見られるのがとっても嬉しい
まずはオープニングメドレー。
この日は珍しく五郎さんからスタート。
白のノースリーブに近いTシャツに白いスラックス。
腰に紫の布がベルト代わりに巻かれていて、オシャレ。
Tシャツにはスパンコールで斜めに英語で「真夏の夜の夢」
ダメだ~のっけからカッコ良すぎる
石野真子ちゃんの「わたしの首領」を振り付けしながら歌う。
五郎さん、ノリノリだなあ。
「ミニスカートと足は短い方がいいと云います」とウインク
……出た、足ネタ。
真子ちゃんが五郎さんと一緒に後ろで踊っているのも可愛かったなあ。
真子ちゃんは白が眩しい超ミニスカートのマリンルックで、
ツイストの「銃爪」を意外にもドスのきかせた声で熱唱。
なかなかウマいなあ。
そしてツイスト。
世良さん、若いなあ。
今やすっかりシブくてダンディなおじさまになったけど、
この頃はちょっぴり危うげな空気のあるロッカー。
バンドメンバーとアグネス・チャンの「草原の輝き」を歌う。
これも夜ヒットならではだなあ。
アグネスさんは髪型を変えて、少しボーイッシュな衣装で登場。
能瀬慶子さんのデビュー曲「アテンション・プリーズ」を。
相変わらず、声自体が楽器のような歌声。
能瀬慶子さんは大橋純子さんの「シンプルラブ」を可愛く熱唱。
パワフルな歌声と紹介された、大橋さんは西城秀樹さんの「YOUNGMAN」を、
さすがの力強さで熱唱。
この日の最後はピンクの衣装がカワイイ秀樹さんで「YOUNGMAN」
出演者全員、ノリノリで踊る。
この番組の楽しみはこうして踊る五郎さんが見られること。
すごいなあ、しっかりした振りで全員が踊っているわ。
最後の「ヤングマン、イエイ」も揃ってるし。
気持ちよく歌い終わった秀樹さんはまるで引き合うように、
スタンドマイクを持って、五郎さんの隣へ。
五郎さんもスッとずれて、秀樹さんを入れてあげる。
おお、息がピッタリ。
↓五郎さん、YOUNGMANを踊るの巻(笑)
この回の1番手は石野真子ちゃんで「プリティー・プリティー」
真子ちゃんというと吉田拓郎さんの曲のイメージだけど、
この曲は筒美京平先生の作曲。
歌は全く覚えていないが、振り付けと衣装が、
何となく私の記憶の片隅にあるところを考えると、
他の番組で見てるんだろうなあ。
全員集合かな(笑)
続いて大橋純子さんで「ビューティフル・ミー」
作曲はこの頃、入籍したばかりの大橋さんの旦那様、佐藤健さん。
大橋さんというと「たそがれマイラブ」か「シルエット・ロマンス」だが、
この歌もとても良い曲。
小柄なのに歌はパワフルだ。
つい楽曲の合間に後ろのたまり席を見てしまうのだが、
あれ、秀樹さんがいない気がする。
……と思ったら、お着替えタイムだった。
3番手は秀樹さん。
日大吹奏楽部のマーチングパフォーマンスの演奏ではじまり、
白い艦長服を身にまとった、キャプテン・秀樹が登場。
秀樹さん、背が高くて手足が長いから似合うわあ。
カッコ良すぎでしょ
マーチングバンドの指揮を執っていた学生さんに敬礼をし、
お立ち台へ。
周りを白いキャップを被った、秀樹さんのファンクラブの方々が囲む。
曲は大ヒット曲「YOUNGMAN」の次のシングル「ホップ・ステップ・ジャンプ」
スポーティな青春歌謡で、YOUNGMANとは別の感覚で、
縦ノリができそうなカッコイイ、爽やかな曲。
パフォーマーが全員、秀樹さんの歌声に合わせて、息の合ったステップで素晴らしい。
すごいなあ、この頃の演出って。
毎週、これをやっていたんだもんなあ。
↓キャプテン秀樹登場。さすがのカッコ良さ
次は能瀬慶子さんで「裸足でヤングクラブ」
びっくりしたのはこの曲、浜田省吾さんの作詞・作曲
浜田省吾さんといえば、「もうひとつの土曜日」とか、
「悲しみは雪のように」のイメージなのだが、
いわゆるアイドルソングも手掛けていたとは知らなかったなあ。
残念ながら能瀬さんは歌手活動はこの1年だけで、
シングル5枚、アルバム1枚しか出していないが、
シングルとアルバム曲合せて、5曲を浜田さんが作曲している。
この曲が歌われているとき、秀樹さんは五郎さんの前の席に座っていた。
やはり何となく近くに行くのね。
5番目に歌うのはアグネスさんで「鏡の中の私」
ゴダイゴのタケカワユキヒデさんが作曲した曲。
79年といえば、ゴダイゴがちょうどノリにのっている年だなあ。
アグネスさんはレコード会社を移籍して、2曲目のシングルで、
この年はゴダイゴとコラボしていたみたい。
曲のタイトル通り、鏡を重ねたようなセットで複数のアグネスさんが映る。
ちょっと大人のアグネスさんだ。
たまり席が映ると、秀樹さんがポツンと一人。
五郎さんがお着替えに行ってしまったみたい。
ツイストのメンバーもスタンバイのために席をたっている。
前に座る、MC二人と時々、会話しているが、
少しだけキャプテン帽が淋しそうに見えたのは、たぶん私の願望だな
ツイストはこの年の資生堂の夏のキャンペーンソングにもなった、「燃えろいい女」
なぜか自転車がズラリと並び、女性陣が漕いでいるという演出で、
世良さんが歌いながら、そこかしこを走り回るという、エネルギッシュな演出。
しかしなぜ自転車なんだろう。
風を表現したかったのかなあ
出演者のワチャワチャぶりが楽しいラッキーナンバーのコーナーは、
時間がなくて中止。生放送だからなあ、仕方ないか。
この日のトリはオレンジの革ジャンに着替えた五郎さんで、
「真夏の夜の夢」
「ワン、ツー、スリー、フォー」と五郎さんがカウントを出し、
GOROバンドとEVEを従えて、最初からノリノリで曲がスタート。
白のエレキギターをガンガン弾きまくり、
カメラ目線でウィンクもしちゃう
かわいい~カッコイイ~かわいい~カッコイイの繰り返しで、
テレビに釘付け。
やっとお許しが出たギター演奏だもんなあ。
嬉しそう
この時代にレーザ-光線が出まくっている画面で、カッコ良さ倍増
つくづく夜ヒットってすごい番組だなあ。
↓うわー超カッコイイ。やはりギターを持っている姿は最高!
番組のエンディング。
真理さんが「五郎ちゃん、ギターカッコ良かったわよ」と褒めていた。
この頃の夜ヒットはこういうところがほのぼのとしていていいなあ
一方、五郎さんはお気に入りのギターの弦が切れてしまって、
「ギターが壊れちゃいました」と悔しそう。
ツイストのギタリストの方にキレた弦を見せていたのが、微笑ましかった。
年末にフジテレビtwoでこの再放送の一挙放送があるので、
録画しそびれた分を予約しなきゃ。
来年もしばらく再放送が継続されるみたいで、嬉しいなあ。