急に寒くなった……いやこれが普通の気温か。

経過観察の検査のため、今日は一日休み。

映画でも見に行こうかと思ったが、

見たい映画と時間が合わず。

丸亀製麺で500円ランチを食べてから、

ブラックフライデーの買い物をしてきた。

チャリに乗るときにちょうどいい長さのコートと、

セーターのような長袖のTシャツ。

あとWARMパンツを買えば冬を乗り切れるのだが、

こちらはちょうどいいのがなかった。

会社のPCのマウスを持って帰るのが面倒なので、

自宅用に1個購入。

これで移動の荷物が1個減る爆  笑

 

さて本日のGORO活は昨日の続きで、

午前0時の歌謡祭「船山基紀のサウンドストーリー」、

前編のレポートその②です。

 

河合奈保子さんのお話しの流れから、

その兄貴分である、西城秀樹さんの話題へ。

秀樹さんがバリー・マルロウとコラボした作品、

「腕の中へ」

洋楽のカバー曲のアレンジだが、

日本よりにならないように気を使ったそうだ。

バリー本人に楽曲を聴かせたところ、

一発OKだったそう。

続いて秀樹さんの楽曲の中から、

一番リスナーからのリクエストの多かった、

「夏の誘惑」がかかった。

秀樹さんのハスキーな声とパワフルな声量を活かし、

フルオーケストラのようなゴージャスなアレンジ。

秀樹さんの歌の上手さが良く分かる、ミディアムバラード。

相変わらず、カッコいいなあラブ

ただ残念ながら今度発売されるCDBOXには、

秀樹さんの楽曲は入っていない。

「リバーサイドで逢いましょう」とか、

「ジプシー」とかいっぱいあるんだけどな~タラー

 

そして秀樹さんといえば、新御三家つながりで、我らが五郎さんのお話。

CDBOXには「女になって出直せよ」が入っているのだが、

筒美京平先生の作品なので、この曲については後編でということになり、

今回はCDBOXには入っていないが、

船山先生が編曲した、五郎さんのヒット曲「序曲・愛」がかかった。←まみさん、スゴーい

この曲、GORO王子の魅力が最大限に詰まったロマンチックなアレンジ。

最近のコンサートではバンドメンバー紹介の際に歌われているだけあって、

この曲が大好きという、GOROファンは多い。

あのギターソロとあまーい歌声にメロメロにされるラブ

破壊力がスゴいわ~ニコニコ

リクエストはメッセージを読まれたまみさんはじめ、

GORO活の先輩方のお名前がズラリ。

船山先生は五郎さんについて、

「親しくしているアーティストの一人」とおっしゃった。

五郎さんのシングル曲は6曲アレンジされているが、

「序曲・愛」の作曲家、三木たかし先生とは、もう1曲、

「氷をゆらす人」でもコンビを組まれている。

三木先生と船山先生は音楽の好きなところが似ているそうで、

「アレンジしやすい作曲家」

筒美京平先生とも通ずる部分が多くて、

「このGOROちゃんの曲もすんなりアレンジを受け入れてもらった記憶がある」

三木先生は船山先生のアレンジについて、

一度も直してほしいとおっしゃったことはなく、

レコーディングの時もいつもニコニコしてお帰りになるそうだ。

 

船山先生は洋楽のカバー曲、

ハートビートなダンスミュージックも手掛けていて、

荻野目洋子さんやWinkのアレンジもそのひとつ。

ただ荻野目さんは歌がうまいので、

メロディアスな物をかいてもうまく歌うだろうと、

作曲した曲が「フリージアの雨」

先生にとっても思い出深い曲で今回のアルバムにも収録されている。

Winkの楽曲は「淋しい熱帯魚」と「愛が止まらない」も収められているが、

MCの濱口さんが多くのリクエスト曲から選んだのは、

「いちばん哀しい薔薇」

この曲はWinkの7枚目のシングル「SexyMusic」のB面曲だが、

本来はこの曲がA面になるはずだった。

作曲は鈴木キサブロー先生。

Winkの楽曲はユーロビートの研究をして編曲をしていたそうで、

この曲もキサブロ-メロディが見事にユーロビートに化けているそうだ。

 

沢田研二さんの曲も「勝手にしやがれ」をはじめ、

多くの曲を手掛けているが、

MCの濱口さんがアルバムには入っていないが、気になったのは、

「コバルトの季節の中で」

この曲はジュリー自身が作曲をしている曲で、

アレンジは余計に気を使ったそうで、

実際に録音で一度ダメ出しをくらったそう。

大野克夫先生に助け船をだしてもらって、

なんとか作り直したが、すごくむずかしい仕事だったとおっしゃていた。

 

続いてなんと大学生のリクエストで、

黛ジュンさんの「風と大地の子守歌」

阿木燿子さん、宇崎竜童さん、酒井忠利プロデューサーというヒットメーカーの仕事で、

異国情緒あふれるアレンジで、先生の自信作。

若い人にも理解してもらえて、スゴく嬉しそう。

 

船山先生の編曲家人生は中島みゆきさんの「アザミ嬢のララバイ」から始まった。

アルバムには「悪女」が入っているが、

リクエスト曲の中から濱口さんがかけたのは「ひとり」

みゆきさんの15枚目のシングルだ。

 

船山先生の代表曲で忘れてはならないのが、

五輪真弓さんの「恋人よ」

スタンダードとシャンソン、ニューミュージックが融合した名曲だが、

50秒の長いイントロは晩秋と枯葉のイメージをこめた渾身の編曲。

テレビでは全部やりきれない長さだが、

船山先生が依頼された時はA面曲ではなかった。

五輪さんからも「好きにアレンジしてね」といわれ、

その通りに作ったそうだ。

「制約のない音楽の良さが出たかな」

これがA面となり、大ヒットに繋がるのだから不思議だ。

 

だいぶ駆け足になったが、前編はここまで。

後編は稀代のヒットメーカー、筒美京平先生とのお仕事のお話。

もちろん五郎さんの海外録音の話もされている。

「GOROちゃん」と呼ぶところを見ると、相当、親しいんだろうなあ。

MCの濱口さんが聞き上手でとても面白いインタビューだった。

もうしばらくお付き合い下さいね。

 

豪華ブックレット付。

なかなか面白そうな楽曲がいっぱいある。

12月16日発売

 

これも読みたいなあ。

ある意味J-POPの歴史だもんなあ。