山本さくらさん・シュガーブレッシング(さとうめぐみ)さん・ furani さんによる、
「神楽坂天窓 1st Anniversary チェリーシュガーフラペチーノ2026」が開催されましたので、
神楽坂におじゃまして来ました。
復活した天窓では昨年1月以来2回目、スリーマンは通算14回目になります。
(私は18年7月の11回目以降に参加)

Live act.
◇ 山本さくらさん ( Vo. & Cho. Pf. Syn. 鍵盤ハモニカ)
◇ シュガーブレッシング ~さとうめぐみ~ さん ( Vo. & Cho. Pf. 鍵盤ハモニカ)
お二人とも、1年ぶりになりました。
以下短縮記載は、さくらさん・めぐみさん・で表記します。
◇ furani さん ( Vo. & Cho. Pf. Syn. )
先週の東新宿以来、今月は2回目の機会になります。
定刻を若干過ぎて三人がステージへ登り、まずはじゃんけん負けで代表して furani さん
から開催の挨拶が有り、再びじゃんけんでソロステージの順番を決める。
今年も、まずそれぞれのソロをたっぷり歌われ、最後にコラボもたっぷり楽しませてくれる
途中休憩無しのスタイルでライブはスタートしました。

まずは " フラペチーノ " こと、furani さんのグランドピアノ弾き語りからです。
♪ 恋メガネ
♪ べにかけ空
♪ よひのつきかげ
♪ 名前のない旋律
♪ くじらの夢
昨年の月刊 NOMAD の作品、「恋メガネ」からスタート。
結構可愛いらしい雰囲気の作品なのですが、かすむ五線紙やこの時期は身につまされる
税金年金書類など、" 年齢と戦う " ちょっと苦笑いの現実もフューチャーされています。
ヘビーなピアノ音色から始まる「べにかけ空」は、和の童謡の雰囲気も漂いますが、
高円寺で見られた夕刻の空の情景描写なのですよ。
和泉式部の秋の短歌に曲をつけた「よひのつきかげ」は、和歌に書かれた古語のまま歌唱。
ピアノは、ドの基準音だけ575回も繰り返し打鍵する右手、そして左手は和音、
平安のわびさびを醸し出す斬新な表現の " 技 " には感服しますね。
後半の 「名前のない旋律」は、ローリングするピアノの旋律に加えて歌詞も、
水音・光・遊ぶ・回る・歌う・泳ぐなど、「べにかけ空」以上に幻想的で
深みが有る情景描写の作品です。
最後は人気の furani ファンタジー、少年が描いてしまった " 世界地図 " 「くじらの夢」で、
ピアノの妙技と共に軽快で明るくソロステージを締めてくれました。
5曲のうち4曲は昨年書かれた新しい作品でしたが、
いつもながら曲風もピアノのタッチも実に多彩で、聴く者を楽しませてくれましたよ。
5月のオーケストラララ ♪ ライブの告知もされましたが、時間の関係で
オーケケストラ譜面は終演後に物販席で広げられ、初めての方は関心を惹かれていましたね。
今年も天窓のステージでも、躍動する姿がたくさん見られます様に。
続いてソロの二番手は " チェリー " こと、山本さくらさんです。
♪ 明日へのエネルギー
♪ ココロノカゼ
♪ 二人の距離
♪ 永遠のラブレター
♪ ラストチャンス
しっとりと聴かせる「明日のエネルギー」は、上り坂を恐れずに君だけのスタートラインへ
と導くライフソングで、最近新しく書かれたのだそうです。
" 心の風邪をゆっくり治そう " と歌う「ココロノカゼ」は16年前の作品で、
album " この空の下のどこかで " に収録されており、音源は furani さんアレンジ &
めぐみさん chorus がフューチャーされているそうですよ。
高田馬場時代を思い出すと言われたのは、「二人の距離」でした。
こちらは、切ないラブソングでしたね。
内気な少年の物語「永遠のラブレター」は、ピアノはジャジーで明るく弾む。
最後は、ジャジーなピアノに乗せた「ラストチャンス」を歌い上げ、
ソロのステージを締めてくれました。

さくらさんはライブの本数は少ないようですが、クリアーで伸びやかな歌声と柔らかな歌唱、
そして聴かせるバラードからジャジーに弾んだりと多彩に変化するピアノは、
昨年お聴きした時と変わらずに抜群の安定感でしたね。
1st album " この空の下のどこかで " からも、コラボも含め数曲歌われましたが、
私は保有していないので、CD在庫が有れば次の機会にGETしたいと思います。
ソロのとりは " シュガー " こと、シュガーブレッシング (めぐみ) さんです。
♪ 満ちてゆく
♪ 理想の二人
♪ コインランドリーと私
♪ 幸せとおもう
♪ Blue
始まりはライフソングの「満ちてゆく」から。
満月へと月が満ちてゆく過程を追うように、ダイナミックな躍動感溢れる作品でしたよ。
「理想の二人」は、Pop up テイストの可愛らしいラブソング。
ジャジーなピアノが良いですね。
毎回聴かせてもらっている「コインランドリーと私」は、日常を歌に表現されたもので
" 嫌な気持ちを洗い流せ " と、軽やかに跳ねるピアノが心地好い。
ライフソングバラードの「幸せとおもう」は、何でもない毎日が幸せと歌う。
最後は、子供の頃はコップの中の水がブルーに見えた話をされ「 Blue 」へ。
迫力あるピアノの単打鍵が印象的で、感じるままが大事と信じる気持ちを歌い、
ソロのステージを締めてくれました。

三人の中でも、声の伸びやかさと厚み深みがクラシカルなのが、特に印象的な方ですね。
曲風は、しっとり聴き入らせるものから明るいもの、少し切なめの作品までと多彩。
ジャジーなピアノも聴いていて楽しくに、音色としても歌としても包容力を感じます。
相変わらず、歌うよりお店の用件時間の方が長いようでしたが、変わらずに伸びやかで
元気そうで良かったですよ。
最後はお待ちかね、三人のコラボの時間へと移ります。
今回もやはり、目まぐるしくポジションが変わりました。
以下セットリストの ( ) 内 は、チェリー・シュガー・フラペチーノの順番で、
さくらさん/めぐみさん/ furani さんの主楽器パートです。
また、キーボードはその音色使いからシンセサイザーと表記します。
♪ 冬のファンタジー / カズン カバー (鍵盤ハモニカ / Pf. / Syn. )
♪ Asterism / めぐみさん作品 (鍵盤ハモニカ / Pf. / Syn. )
♪ 海底 / furani さん作品 ( Syn. / Vo. / Pf. )
♪ Smile again / さくらさん作品 ( Pf. / Vo. / Syn. )
アンコール
♪ チェリーシュガーフラペチーノ / オリジナル共作品 ( Pf. / 鍵盤ハモニカ / Syn. )
コラボのスタートは、男女デュオ・カズンの「冬のファンタジー」からです。
昨年やりたかった1曲だったと、さくらさんがおっしゃってましたが、
それぞれのリードボーカルが素晴らしい上に、サビの三声合わさったボーカルが
これまた秀逸なのですよ。
星群・星座を意味する、めぐみさんの「 Asterism 」は、2018 年と 2019 年のスリーマンでも
歌われていますが、リードボーカルに寄り添うお二人の chorus が実に素晴らしい。
シンセサイザーのキラキラストリングス感も、素敵な雰囲気を醸し出しますね。
この曲は夏の大三角形を意識して、二人の輝きに近付きたいとの思いを込められたそうです。
続いては furani さんの「海底」は、デュオやトリオ・ワンマンでも chorus アレンジを
重視されている作品ですが、今回も三人のハーモニーが作り出す深淵の世界が絶妙!
さくらさんの寄り添う chorus と、めぐさんのクラシカルな chorus との三声融合が、
実に素晴らしかった。
軽快で力強いアップナンバーの「 Smile again 」は、さくらさんの作品。
Pop で明るく弾みますが、この曲も三声 chorus のアレンジが秀逸なのです。
もちろんアンコールも巻き起こり、締めはこのイベントのテーマ曲へ。
「チェリーシュガーフラペチーノ」のクリスマス詞を天窓 ver. にアレンジして歌い、
お客さんも claps & chorus を添えて楽しくエンディングへ。
最後は、集合写真の時間も設けてくれて、チェリーシュガーフラペチーノ 2026 は
終演となりました。
週初めの平日を配慮されスタート時間はやや遅めでしたが、 比較的サクサクと進行しながら
2時間たっぷり20曲を届けられましたよ。
それぞれのソロも5曲ずつ聴かせてもらい、ピアノと歌声の素晴らしさはもちろん、
曲風やピアノタッチや発声も個性的ですから、聴き比べも楽しかったですね。
コラボは、アンコールも含め5曲 (うち1曲はカバー) とたっぷり聴かせてくれましたが、
何よりもハーモニーの美しさには感嘆させられますし、シンセ音色や鍵盤ハモニカの
活かし方も、この三人ならではの絶妙なアレンジでしたよ。
互いに丸一年ぶりで会っておらずリハもソコソコだったようですが、20年の仲ですから
全くそれを感じさせない見事なステージで、贅沢に楽しく聴かせてもらえました。
来年は1月27日に天窓を押さえてくれた様で、私の日程はしっかり確保しましたが、
1年と言わず遠くないうちに、また三人揃った歌声を聴かせていただけるとありがたいです。
furani さんは2月に、さくらさんは3月に、こちらでソロでお会い出来そうですよ。
めぐみさんも笑顔で再会しましょう、お疲れさまでした。
※ 掲載写真は、ステージの流れとは順不同です。
また、ローアングルからの撮影なので、譜面台被りはご容赦下さい。







































