そんなこんなで 放射線治療は毎日受けつつ、
いよいよ抗がん剤を点滴で入れる化学療法が始まります。
ところで その頃 私はある事に悩まされてました…
それは 今も続いているの。
採血の時、点滴する時、毎回 何度か失敗される。
どうも私の血管は細いらしいんですね、そして見つけづらい。
こういう人が ルートを取るのが下手な医師に当たると最悪です。
大学病院に移って最初の点滴をしに来たのがY医師。
この人はいきなり 「あれ!ちょっとごめんなさいね、いったん抜きますね。」と言いながら
6回失敗した。
(*`Д´)ノ!!! ゴルア~!
即、「デンジャラスY」と命名 (医師が最もつけられたくない あだ名です)。
その後も、彼が来ると失敗が多い上に めちゃめちゃ痛くされるため、
私はすっかりデンジャラス嫌いになってました。
Σ( ̄皿 ̄;; ぃいっったいんだよっ!って言えないし、
ひたすら我慢。
抗がん剤点滴する時って、何年以上経験積んだ医師しか針を入れられないんですよね。
という事はさ、デンジャラスに当たる可能性もあるわけで、
もし抗がん剤が漏れるような事があったらどうしよう等と考え、
病気と関係ないところでストレスを感じるようになってました。
しかし私・・・最初の治療の動きを見ていて
「どうやら その日担当の看護師さんが その時センターにいる先生をつかまえて依頼し 連れてくるようだ。」
という事に気づいたんですね!
フフッ…どう?
医師は、行き当たりばったりで 看護師さんが決めてるって事、
これ、私の中では大発見だったのよ~(どーでもいい)。
一週間後の化学療法が行われる日、
私は朝から そわそわドキドキ、心臓バクバク、
朝「今日の日中担当です。」って挨拶に来てくれる看護師さんに
お願い事をするからです。
ワガママな患者、って思われたら困るしさ~。
でも他に道はない…
どう言おうか 悩みつつ とにかくすがる。
「今日の点滴なんですけど~・・・
こういうお願いはご迷惑かもしれないんですが、
Y先生以外の先生にお願いして頂けませんか?
先生は私の血管がちょっと苦手みたいで、
いつも凄く失敗されるんです。」
看護師さんは、さらっと
「わかりました。そういう方 他にもいらっしゃいますよ。」
やっぱしっ? ( ̄□ ̄;) ?
「針を射してから 探るみたいに動かすのが痛いみたい。」
そーそー!それそれ、それもある。
勇気だして良かった、
自分で回避できる危険もある、と知ったあの日。
さようならデンジャラス(コラーっ)。
私に使う薬は アクプラというものだと 先に説明を受けてました。
この薬は比較的 副作用が起こりにくく、
吐き気や 脱毛も殆どないでしょうとの事。
そうなのか、そうなんだ~、とは思っても
やっぱり初体験 緊張しますな。
最初に吐き気止めが点滴で入りますが、
「この吐き気止めは割と新しくできた薬なんですけど、
凄く効き目があるんですよ。
これが出てから 点滴して気持ち悪いっていう患者さん少なくなったんです。」
と、看護師さん。
え~、そうなんだ、
薬の進歩も 本当に有り難い事だな~、
今まで 気にもとめなかった製薬会社のテレビCMが
その頃から光輝いて見えるようになった。
こういう方たちが 日夜研究して下さっているお陰で
私達患者は高度な治療を受ける事ができるんだわ。
有難うございます、と心の中で呟いてみる。
その後 チョコチョコ 小さなトラブルはありつつ
週一の化学療法は 順調に進んでいきます。
もちろん、デンジャラス抜きで。
プッ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
