今日は、「チェルノブイリのかけはし」の野呂美加さんのお話会に行ってきました。
チェルノブイリ事故からずっとベラルーシの子供たちを日本で保養させる活動をされてきた方です。
被ばくした子供たちが、日本に来て、心も体も元気になっていく
とってもステキナ活動ですよね
80名の定員に対して110名の参加があったそうで、ちらほらお父さんの姿もありました。
ベラルーシのある家庭
お父さんが原発の収束活動で被ばくし亡くなり、
子供まで体が衰弱していく・・・・
お母さんの涙ながらの訴えで、2度目の来日をした男の子は
日本語を3カ月で習得し、その後、他の子供たちの引率で子供たちを連れてくる立場の
立派な青年になっていました。
同じ母親として、涙を流さずにはいられませんでした。
やはり、大人より、子供の方が影響を受けやすいこと
日本の基準がアマアマなこと
放射能のないところで保養すると、放射能は体から排出されていくこと
EM菌やリンゴペクチンのこと
などなどホントに為になるおはなしばかりでした。
最後に質疑応答の時間が少しあったのですが、
野呂さんとしては、情報を提供するが判断は自分でというスタンスでした。
各家庭の事情も違えば、影響の度合いも人それぞれ。
原発から近い遠いもあまり関係ない・・・。
最後は「子供を守るという強い信念と愛情をもって」ということでした。
参加者のお母さんからの提案で、子供や自分、家族に体の不調がある方
が挙手するという時間がありました。
鼻血が続いている
下痢が続いている
のどがイガイガする
どの質問にも半数以上の方が手をあげました
ちょっとびっくりです・・・。
この辺りは原発からは250㎞は離れていて、今騒がれている
ホットスポットではないはず・・・
この現実・・・
私たちは親としてどう受け止めればよいのでしょうか?
今、できること
私もこのことをずっと考えてきました。
でも、自分の子供を守るだけでも、ひとり・一個人では限界があるのです。
流通しているものは検査をパスしてるから安全・・・
そんなことも簡単に裏切られてしまいました・・・
甘すぎる基準・・・
あまりにも配慮のない学校行事・・・
最後に野呂さんが言われたこと
ベラルーシは旧ソ連で
言論の自由も与えられてない・・・・
でも、日本はそうではない
お母さんたちの力で政治を動かすこともできる
子供が病気になるのを平気で黙って見ている親はいないです。
本当にいろんなことを深く考えた1日でした。