こんにちは。つる伸一郎です。




先日、地域の方からいただいたお声を受けて、道路にあった落書きの消去および、その落書きの内容が、差別的表現を含んだものであったことから、周辺に学校施設等があることも含め、関係部署にも対応をしてもらう旨、強く申入れをさせていただきました。




さっそく、落書きの消去をしてもらい、また、併せて地域の安全や、教育的観点からも対応をしていただきました。




そして、本日(5/23)午前中に、写真のとおり、人権啓発課と道路公園課の連名で警告文を該当地域に掲示してもらいました。




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警告


過日、この付近の路上において、人権を侵害する内容の差別落書きが発見されました。


このような差別落書きは、差別をあおり立てるものであり断じて許すことはできません。


この差別落書きの書き手は、自らの無知および偏見に気づき、その行為を深く反省するべきです。


近隣の皆様におかれましては、このような差別行為を見逃さず、差別落書きを発見するようなことがありましたら、速やかに下記まで通報願います。


品川区では、引き続き、こうした差別行為の解消をめざし、人権啓発の取り組みを推進していきます。


品川区 道路公園課


      03-5742-6548


      人権啓発課


      03-3763-5391






落書きそのものも、良くない行為でありますが、こうした人権を無視した差別行為は断じて許せません。


私たち一人ひとりには、世界人権宣言、基本的人権の尊重があり、そして、品川区には「人権尊重都市品川宣言」があります。




苦しんでいる人がいるかぎり、どんな困難な壁があろうとも、その一人のために、問題の解決に向けて全力で臨むのが、私たちのあるべき姿勢であります。




つる伸一郎は、一番苦しんでいる人が一番幸福になる社会を目指し、一番苦しんでいる人に、一番尽くしていける存在になるべく、全力で働いてまいります。






「人権尊重都市品川宣言」


※「世界人権宣言」45周年にあたる平成5年に、この精神をひきつぎ、人権を大切にする区政を推進し「ヒューマン品川」を実現することを誓い、制定されました。




人間は生まれながらにして

自由であり、平等である

いかなる国や個人も、いかなる理由であれ

絶対にこれを侵すことはできない


幾多の試練と犠牲のもとに

日本国憲法と世界人権宣言は

この人類普遍の原理をあらわし

人権の尊重が

国際社会の責務であることを明らかにした


今日、我が国社会の実情は

いまだに差別意識と偏見が

人々の暮らしの中に深く根づき

部落差別をはじめ

障害者、女性、先住民族、外国人への差別など

どれほど多くの人間が苦しんでいることか


人間がつくりあげた差別は

人間の理性と良心によって

必ずや解消できることを

我々は確信する


平和で心ゆたかな

人間尊重の社会の実現をめざす品川区は

「人権尊重都市品川」を宣言し

差別の実態の解消に努め

人権尊重思想の普及啓発と教育を推進することを

ここに誓う




制定1993年(平成5年)4月28日