今日もちょっと特殊な患者さん。
20代男性の方。
ストレッチ中にバランスを崩し体が弓なりになってしまい股関節の根元を痛めた。
ここまではたまに聞く話。
自己流のストレッチはケガをしてしまうこともあります。
しかしそこに便が出なくなってしまったという症状がを訴える。
受傷してから1週間。
下剤を飲んでも出てこない。
??!
ヘルニアや脊柱間狭窄のなら排尿障害などは出るがどの検査をしても神経の障害はなさそう。
それじゃなに?
初めは腸腰筋という背骨から足の骨まで斜めに着くお腹の筋肉が硬くなり腸を締めて物理的に詰まってしまったのでは?
実際その筋肉が使えなくなっていたのは確かだし腸腰筋を緩めると症状は改善した。
しかし、なんだか違和感が拭いきれない。
体が安定しないやグラつきを訴えていたのもきになる。
スタッフに変わり視診と検査。
!!!
話を聞くとあることが浮かび上がる。
『腹直筋離開』
以前、友達から相談を受けていて名前は知っている。
多くは妊婦さんがなり、軽いものまで入れると80〜90%の人がなっているらしい。
ほとんどは自然治癒してしまうが重症だと産後何ヶ月も経っていてもお腹の大きさが戻らない人は疑うべきだ。
触れると指が沈み込むので比較的わからやすいと思います。
今回は断裂まではしないでおそらく損傷レベル。
本人の訴えは鼠径部でしたが触診すると白線部分(腹筋の縦ライン)に圧痛があった!
これか!
エコーで確認したところ赤線の上の部分が乱れている。
おそらくなにかしらの異常がありそう(診断はできないのでなんとなくにしておきます)
傷めた箇所は特定できた。
では、1番気になる排便障害と体のぐらつき。
これは白線の構造で説明できそう。
白線は縦横斜めにある4種類の腹筋の集合地点。
そこを痛めると、、、
お腹に力が入らなくなる。
いわゆる腹圧です。
腹圧=インナーユニットといって腹筋、起立筋、骨盤底筋、横隔膜の4つで作ります。
白線損傷するとこれのバランスが崩れいきめなくなる。
大便をするときに踏ん張れない。
腸から押し出す力がなくなってしまい排便障害になったと予想されます。
なのでテーピング処置をすることでいきみやすくなり便通が改善しました。
サッカー選手には腹筋断裂などもあるので覚えておくといいかもしれませんね。
あらゆるケガに対応できますのでご相談ください。
徹底した問診と検査で痛みの根本的な原因を突き止めます!
こころぎ整骨院
〒273-0116
千葉県鎌ケ谷市馬込沢8-30
TEL 047-438-2971
E-mail cocorogi@hotmail.co.jp
ホームページ http://honetsugi.cocorogi.com/
こころぎLINE公式アカウント!お得情報や予約が簡単にできます!追加お願いします!
スマホの方はポチッとパソコンの方はQRコードをスマホで読み込んでください
![友だち追加数](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fbiz.line.naver.jp%2Fline_business%2Fimg%2Fbtn%2Faddfriends_ja.png)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fqr.line.naver.jp%2Fline_at%2Fm%2Fcocorogi.png)
こころぎLINEスタンプ公開中!