「ハッハッハッ」

 

時刻は深夜1時。

 

最低限の水と補給食を

入れたバッグを背負い

 

真っ暗な山道を、

ヘッドライトの光を頼りに走る。

 

 

「野生になれる」

 

そう語るのは、

トレイルランナーの

山本健一さんです。

 

 

つい最近まで高校教師で、

100マイルを超える世界レースに

出場して優秀な成績を納めてきました。

 

 

100マイルとなると、スタートは夜。

 

1日中走り続けます。

 

しかもそこらへんの里山ではなく、

1000、2000mといった山々です。

 

 

こんな過酷なレースでも

山本さんは楽しむことを忘れません。

 

 

 

私がトレイルランを知ったのは、

高校生の時です。

 

メディアからは離れていた中、

帰省したときにみた久しぶりのテレビで

情熱大陸に山本さんが出ていました。

 

 

当時結果という物にとらわれて

走っていた私には衝撃でした。

 

 

こんなに走ることを

楽しんでいる人がいるなんて。

 

 

かなり鮮明に覚えています。

 

大学に進学して部活に入らずに

走ることを続けているのは、

このトレイルランをするためでもあります。

 

 

入学してからは山を

よく走りに行っています。

 

ホーム山は生駒山です。

 

ただ標高が低すぎて物足りないですが笑

 

関西はとても住み心地は良いですが、

高い山が全然ないのがマイナスポイントです。

 

 

山を走るって素人の人からしてみれば、

馬鹿みたいな話だと思いますが、

これがめちゃくちゃ楽しいです。

 

 

普通に街中を走っていても

味わえない良さがあります。

 

自然と一体になれ、

疲れさえも忘れさせてくれます。

 

 

山は走ることを始めたばかりの

あの走る楽しさを思い出させてくれます。

 

 

 

もっと山で練習積んで、

2年以内には世界レースに出たいと思います!