神の使者「Oーkun」周防大島 | つりざんマンの日記

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小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

何としても、河津桜のメジロが撮りたく、先週の土曜日に鬼女房を連れて周防大島へ・・
「あんたーーっ!」
「なんや?」
「腹減った。ぶつぶつぶつぶつ。、。、。」
「道の駅でええか?」
「ええよっ!早っ食わせ!」
道の駅の2階の食堂へ上がると、、、
「あんた、下の出店の方がエエっ!」
いろんな出店の中に、カンボジアの店「オークン」がある。
ところが、その店が消えていた。釣人の誰にも愛された店だったのに・・
「おい!たこ焼きでも食おうや!」
「なんでもエエけえ、早う食わせ!」

「おじさん!8個入りを2つ!」
外のテーブルは風が強く車でパクパク。
柔らかくて、五日市の「大八」と同じ味だ。
アチチチっ!ハフハフ。
アチチチっ!ハフハフ。
口の中を火傷。。
あんた!これじゃたらん!うどん食って来る。
「またか!、1人で食いに行って来い!」
やけに遅いので、呼びに行くと、ズルズルズルズルと食っとる。
凄い大食い女である。
たこ焼き屋のオジサンに「オークンの店はどうしたん?」
と聞くと、「外入(とのにゅう)で店を出して頑張ってるよ!」
「おい!行くで!」
外入は道の駅の真裏の海岸だ。
ありました!♪
「久しぶりーーーっ!
空いてた公民館を地元の方が借して下さり手作りで改装しました♪。どうぞ上がって見て下さい!♥。」
すぐに鬼女房がメニュー表を見よる・・
「オークンには悪いけど、今食って来たばかりで食えん。」と言うと、「いいですよ来てくれただけで嬉しいです。」と。
抜群の人柄で、心が綺麗で誰からも愛される男だ。真面目にコツコツと働いて来たオークンの汚れのない人柄の結晶しゃな。
「オークン」とは、カンボジアの言葉で「感謝の意味」だと教えてくれた。が、本当の名前はリム・ピセイ君。
数年前、大阪の刑務所から逃げ出したテント男を1週間以上かばって食べさせたオークン。
その男は捕まって、牢獄へ逆戻り。
この話しはニュースで話題になり、問題になった。
私は以前からオークンを知っていたんで、すぐに会いに行った。
すると、オークンがそのエピソードを話してくれた。
「悪い人ではありませんでしたよ。世の中に悪い人はいません・・。」
その後、男が獄中から1通の手紙を送って来たと見せてくれた。
「あなたの親切は一生忘れません。あなたに会って心が洗われました。人生の中で私の心を1番揺るがせた方です。必ず更生して貴方に会いに行きます・・。」と
「あなたが、よい人に変わっていれば、私はいつでも逢いますよ。」と返事を送ったと。
な〜〜んか、素晴らしい話しで、感動したのを思い出しながら、河津桜を見に行った。
すでに日は傾き、桜の色がいっそう濃いピンク色に見えた。
この桜にメジロが止まれば最高の写真になってただろうに、、。
『島のカンボジア料理Oーkun』
の店が成功するように祈りながら帰り道の安下庄を目指し車をに走らせた。
途中、、1羽の猛禽が海面を飛んでいた。パシャリ!
拡大してみると頭が白い!
なんじゃ?このタカは?
なんと神々しい顔をしてるんだろうか?
まるで、この島の守り神のように見えた1枚になった。
ナイスショットーーーっ!♪♪♪♪♪

ほいじゃまた!♪