難転じて福来る 元旦 | つりざんマンの日記

つりざんマンの日記

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小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

年々紅白歌合戦から心が離れて行くのはワタシだけだろうか・・。

♪♪♪ごらんあれが竜飛岬
北のはずれと〜〜〜
やっぱり紅白歌合戦は演歌かなぁ〜〜

ワタシが竜飛岬に立ったのは今から8年前、心臓を痛め63才で小売店を閉店した。
まっ、人生の仕事の引き際とすれば、自分なりに納得出来る年齢だった。
閉店と同時に大好きだった鮎釣りに熱中。
でも、不整脈がひどく、無理はできなかった。
そんなある日、心臓の先生か、
「ハタさん、がん検診した事ありますか?」
自営業で、検査など受けた事などなかった。
さっそく検査に行くと、
甲状腺にガンが見つかった。
あまりにも突拍子なガン宣告!
すでにリンパまで進行していて、ステージ4.5じゃと!
「すぐに手術です!」と言われ切除手術。
退院すると、鬼女房が、
「あんた!もう好きな事して生きんさい!」
「さっさと鮎釣り道具を車に積み込み北へと旅に出た。」
有名河川を車で車中泊しながらの一人旅。
心臓の事もガンの事も忘れて、ただひたすら北へと走った。
青森には金鮎で有名な赤石川がある。
この川は秋田県と青森県にまたがる世界自然遺産の白神山地から流れ出る美しい川である。

感動で、足が震えた・・

金色ではなかった。
赤石川までの道で、見つけた路地物の野菜店で一本100円のトウモロコシを買った。
「お姉さん美人じゃね!」と言ったら
「これ食べて!♪」とメロンをくれた。
赤石川の河原でトウモロコシと一緒に金鮎を食った。
トウモロコシが金色で、鮎は普通の鮎だった・・ガハっ!

赤石川を北上して石川さゆりの歌の竜飛岬に到着。
すっかり、心の整理がついて、
竜飛岬を後にしていたら、3色の色の旗のある漁師の店と書いた料理屋を発見!
「おばちゃん!広島から来たよ!」
常連さんが驚いた顔で、ワタシを見た。
すぐに打ち解け、病の癒し旅行だと言うと、おばちゃんが、
「ガンは大丈夫よ!あとは心臓だね!」
ワタシはステージ4.5のガンかと思ってたけど・・
先日退院したばかりの心臓手術を思い出しながら、鬼女房の作った年越し蕎麦を食った。
蕎麦に入れた牡蠣が、やけに美味かった。

元旦の朝、
日の出を撮ろうと外に出ると、
「ありゃりゃ、、。」
すでに太陽は登っていて雲の中。
こうなりゃ、人の写した日の出写真をパクるしかねぇーっ!
先ずは、裏山の麓から撮った親戚の同級生みえちゃんの日の出写真を頂戴しました。
次はサンボレ婿殿が、孫を背負って撮った写真ね!
まったく日の出など、気にしない鬼女房は朝からテレビにかじりつき婿殿のサンボレコマーシャルを見ていた。
コマーシャル出演が嬉しかったのだろう!やけに上機嫌である・・ガハっ!

旧年中はいろいろ、ご心配をおかけした我が家でした。皆様の温かい励ましの声に感謝感謝の毎日でしたよ。
まあ、人生、そんな時もあります。
そんな時は皆さんの温かい気持ちに素直にずがりながら、遠慮せずに生きて行きましょう!

能登半島の皆さん、辛いお正月でしょうが、強い気持ちも持って頑張って下さい。
日本中が味方ですから!

 『 難を転じて 福来たる 』


2024年
必ず 福は来ると信じて生きましょう!
今年は良かったと言える1年になるように!♪


ほいじゃまた!♪