※2026年6月の情報です。必ず最新情報を参照するようにしてください🙇‍♂️


新幹線で新横浜に着いて、そこから横浜方面のライブ会場やイベント会場へ向かう。

Kアリーナ横浜、ぴあアリーナMM、パシフィコ横浜、横浜スタジアム。横浜周辺には大きな会場が多いので、遠征で新横浜駅を使う人も多いと思います。

そのとき便利そうに見えるのが、JR横浜線です。

ただし、ここにはかなり大きな落とし穴があります。

横浜線に乗ったからといって、必ず横浜駅へ行けるわけではありません。

以前、新横浜駅で外国人旅行者に話しかけられたことがあります。

「この列車は横浜に行きますか?」

行き先表示を見ると、東神奈川行きでした。

私は少し困って、こう答えました。

「この列車は横浜には行きません。横浜線という名前ですが、横浜駅までは行きません」

言っているこちらも、なかなか意味がわかりません。

でも大丈夫です。これは外国人旅行者だけが混乱する話ではありません。日本人でも普通にわかりません。周辺住民でも、年に何度か間違えて「またやった」とイライラするくらいには、東神奈川駅まわりの乗り換えはややこしいです。

横浜線という名前なのに、横浜駅まで行かない列車がある。
まずはこの事実を知っておくだけで、新横浜から横浜方面へ向かうときの失敗はかなり減ります。


まず見るべきは「行き先表示」

新横浜駅で横浜線に乗るとき、まず確認してほしいのは行き先表示です。

行き先が、

桜木町行き
磯子行き
大船行き

なら、基本的にはそのまま乗って大丈夫です。

これらの列車は東神奈川で終点にならず、横浜駅を通って、その先の桜木町・関内方面へ向かいます。

横浜駅周辺の会場へ行くなら横浜駅で降りればよいですし、みなとみらい方面へ行く場合も、横浜駅や桜木町駅から動きやすくなります。

横浜スタジアムへ行く場合は、最寄りが関内駅です。磯子行きや大船行きなら、関内方面までそのまま進めます。桜木町行きの場合は関内までは行かないので、桜木町で関内方面の電車に乗り換えることになります。

ここで無理に横浜駅で乗り換える必要はありません。横浜駅は大きく、人も多く、ライブや野球の開催日にはかなり混みます。桜木町まで行けるなら、桜木町で落ち着いて一駅だけ乗り換えるほうが楽なこともあります。

荷物が多い人、キャリーケースを持っている人、初めて横浜に来る人は、できるだけ「東神奈川で乗り換えないルート」を選ぶのがおすすめです。


「東神奈川行き」は横浜駅まで行かない

問題は、行き先が 東神奈川行き の列車です。

東神奈川行きは、その名の通り東神奈川駅で終点です。
横浜駅へ行きたい場合も、桜木町へ行きたい場合も、関内へ行きたい場合も、東神奈川駅で京浜東北線・根岸線方面に乗り換える必要があります。

ここで初めて東神奈川駅に降りると、少し不安になるかもしれません。

東神奈川駅は、横浜駅や新宿駅のような巨大ターミナルではありません。
でも、小さいから簡単という駅でもありません。

むしろ、駅の規模の割にかなりわかりにくい駅です。

理由はいくつかあります。

横浜線と京浜東北線・根岸線が絡んでいる。
列車によって到着番線や発車番線が変わる。
同じホームで乗り換えられる場合と、別ホームへ移動しなければならない場合がある。
階段やエスカレーターの位置がわかりにくい。
そして、先に来た列車が必ず先に出発するとは限らない。

このあたりが重なるので、初見だとかなり混乱します。


東神奈川駅では「番線」を見る

東神奈川駅で乗り換える場合、なんとなく降りて、なんとなく隣の電車に乗るのはおすすめしません。

必ず、乗換案内アプリで次の2つを確認してください。

自分の列車が何番線に着くのか
次に乗る列車が何番線から出るのか

東神奈川駅には1番線から4番線まであります。
ホームは大きく分けると、1・2番線のホームと、3・4番線のホームです。

たとえば、3番線に着いて4番線から出る場合は、同じホーム上で乗り換えられる可能性があります。これはかなり楽です。

一方で、2番線に着いて4番線から出るような場合は、ホームをまたぐ移動が必要になります。階段やエスカレーターでいったん上がって、別のホームへ降りることになります。

この差はかなり大きいです。

特にイベントの日は、ホームも階段も混みます。平日の朝夕も通勤通学で混みます。キャリーケースや大きな荷物を持っていると、少しの移動でもかなり疲れます。

なので、東神奈川で乗り換える可能性があるときは、乗車前にアプリで到着番線と発車番線を見ておくと安心です。


困ったら電光掲示板の「次の発車」を見る

東神奈川駅で焦ったとき、いちばん見てほしいのはホームの電光掲示板です。

特に大事なのは、「次の発車」 です。

東神奈川駅では、目の前に列車がいるからといって、それが自分の乗るべき列車とは限りません。先に見えている列車よりも、別の番線から出る列車のほうが先に発車することもあります。

横浜駅、桜木町駅、関内駅方面へ行きたいなら、桜木町・磯子・大船方面の列車を探してください。

新横浜へ戻りたいなら、八王子・橋本・町田方面の列車を探してください。

急いでいると、人の流れについていきたくなります。けれど、東神奈川駅では人の流れが必ずしも自分の目的地と一致するとは限りません。

目の前の電車ではなく、電光掲示板を見る。
これだけでかなり失敗が減ります。


エスカレーターを使いたい人ほど、乗る車両を調べておく

東神奈川駅で乗り換える場合、乗る車両も意外と大事です。

横浜方面側の前方に乗っていると、乗り換えの階段やエスカレーターまでかなり歩くことがあります。しかも、ホーム上は混んでいることが多いです。休日のイベント時間帯や、平日朝夕のラッシュ時はなおさらです。

エスカレーターを使いたい人、キャリーケースを持っている人、小さな子ども連れの人、足腰に不安がある人は、事前に乗車位置を確認しておくとかなり楽です。

東神奈川駅は、着いてから考える駅ではありません。
できれば、着く前に少しだけ準備しておきたい駅です。


帰りも注意:横浜方面から新横浜へ戻るとき

行きだけでなく、帰りも注意が必要です。

ライブや試合が終わったあと、横浜駅、桜木町駅、関内駅方面から新横浜へ戻る場合も、できれば横浜線直通の列車を使うのがおすすめです。

行き先表示でいうと、

八王子行き
橋本行き
町田行き

などです。

これらは横浜線方面へ向かう列車なので、新横浜へ行けます。

一方で、東神奈川駅で新横浜方面へ乗り換えるときに注意したいのが、水色ラインの京浜東北線です。

たとえば、

大宮行き
南浦和行き

などは、新横浜には行きません。

東神奈川駅で疲れていると、目の前の水色の電車に乗りたくなることがあります。ですが、それは横浜線ではなく京浜東北線です。新横浜へは向かいません。

ライブ後の疲労、混雑、スマホの電池残量、グッズの荷物、キャリーケース。
このあたりが重なると、人はかなり簡単に間違えます。

新横浜へ戻るときは、必ず行き先表示を見てください。

八王子、橋本、町田。
このあたりの行き先を探す。

それだけ覚えておくと、帰り道の失敗をかなり防げます。


迷わないための早見表

新横浜から横浜方面へ行くとき

行き先表示

判断

桜木町行き

横浜・桜木町へ行くならそのまま乗ってOK(ハマスタ行くなら東神奈川〜桜木町のいずれかで京浜東北線に乗り換え必要)

磯子行き

横浜・桜木町・関内方面へ行けるので便利

大船行き

横浜・桜木町・関内方面へ行けるので便利

東神奈川行き

東神奈川で乗り換えが必要


横浜方面から新横浜へ戻るとき

行き先表示

判断

八王子行き

新横浜方面へ行ける

橋本行き

新横浜方面へ行ける

町田行き

新横浜方面へ行ける

大宮・南浦和方面

新横浜には行かない