この人は遙か昔に夢中になって以来・・何度なく・・

つかず離れずを僕の中で繰り返してる

最初に聴いた「アンジェリーナ」はイントロのジェットサウンドだけでやられて

「サムディ」に背中を押されて来るのかすらわからない

「いつか」を夢見ていたあの頃。

そしてこの人は時代の中でどんどん尖ってく・・・

4枚目の「VISITORS」が出てきたときに僕は高校生だった・・・

日本語で初めて商業ベースに乗せた「ラップ」スタイルの1曲目

まだ日本の音楽に勢いがあったそんな音から・・・時を経て進化した

全く別の形の佐野元春がここにあるような・・・

そんな気がするアルバムがこれなんです。

THE BARN/エピックレコードジャパン

¥3,146
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最近これよく聴いてるんですよ・・・

長い間・・放置していたのですが・・

また思い出したように聴いてる・・・

プロデューサーはご本人と連名でザ・バンドなどの

プロデュースもしていたジョンサイモンが名を連ねている。

そのせいか・・懐かしくそして新しい・・

純度の高いロックに仕上がっています。

バンドはThe Hobo King Bandでこれまたステキな面々・・・

キーボードが元ボガンボスのキョン・・この人のオルガンはいつ聴いてもいいのです

ドラムが元レベッカの小田原豊・・キレの良いスネアの音は大好きです。

ギターは東京ラブストーリーのイントロの「チャカチャーン」がステキだった

今やレリゴーの旦那さんでもある佐橋圭幸でして・・

このアルバムはギターがどれも格好いいんですよ・・

エレキもアコギも・・

そう・・久しぶりに聞き直してみてそう思ったのです

前はなんか・・さらっと流していたのかもしれないです(笑)

時間がたって響き方が変わってく作品・・

このアルバムもそんな1枚なんです。

もうこれが出てから18年にもなるんですね

そりゃ、アーティストもリスナーも年をとるわけです(笑)

なんか・・昔のアルバムの聴き直しが多いこの頃・・・

新しいものに・・惹かれなくなったのか・・

それとも新しいものが響かないのか・・

ではなくて・・僕が老け込んだのか・・・

などと考えるようになってしまいました。