そろそろ季節は暑さが来て半袖でもという今日この頃ですが・・・

先月発売でタイトル「Snow」なんて入ってるのはご愛敬??

で・・今回はまず1曲目の「SnowCrystal」からご紹介

これはいわゆるタイトルチューンというやうつで・・



冒頭でシンセベルが出てきたあとにボーカルがサビが歌い出しの

「サビ頭」というスタイルですね。

このパターンは最初に作者が1番押し出したいであろう部分がくるので

聴き手の耳をこちらに向けやすくなる傾向があります。

そこで今回はそのスタイルでありながらしかもボーカルのみ・・・

そうここはMIKIの声だけでみんなを引きつけちゃおうと・・・そういう作戦のようです。

つづいてAメロから飛び出してくるようなギターと歌にしっかり絡んで

タイトなリズムでしっかり引っ張ってくリズム隊

今回は細かいフィルのようなものはあまりなくシンプルなパターンですが

太鼓も金物系もとにかく切れとバランスが良いのです。

それはサビやギターソロの部分でもライドと歪んだギターサウンドとの

絡んでく音の良さでもわかる

どちらかが目立つのではなく絶妙なバランスの上でうまく共存できてる。

1枚目の時はこの金物系の強い拍がややつぶれた感じで聞こえるとこもあったので

このあたりはエンジニアリングの妙か??

作業途中のブログでも拘ったようなことも書いてたので・・

それがよかったのではと思います。



歌詞の世界は、冬空から舞い降りてきて地面に落ちるとすぐに消えてしまう

そんな雪の儚さとその季節の街の煌びやかさとのギャップの中で

揺れてく心象風景が良い感じの切なさを持って綴られてる。



まぁ・・・これからがまた1つ楽しみになった!

そんな期待をさせてくれる進化を見せたこのタイトルチューンは

きっと時間が彼らの音楽を育てた経過でありそして結果でもある。

現時点でのバンドのアウトラインがこれまでよりも強い位置で

固まってきて今よりさらに上に行けそうな・・・

聴いてる側をそんな気分にさせてくれる演奏です。


よくを言えば・・・・

この雰囲気を盛り上げるのにメインボーカル以外にコーラスワークがあれば・・

まぁ・・そうすると・・いかにも・・な・・雰囲気になっちゃうかな・・・

ボーカル教室の生徒さんから選りすぐりで・・編成しても面白そうですけど・・

いや・・最後は1リスナーの勝手な独り言ですけど(笑)