8時過ぎに会社に来ると、最近はあまりマシン室に立ち寄ることのなかった上司が

ノートPCに向かって作業をしていました。

どうもイラついているようで、話を聞くとシステムにトラブルが発生して

その対応に追われていたようです。

 

トラブルは勤怠系のシステムで起こっていました。

うちの勤怠システムは、出勤した際にアマノ製のリーダーにICカードをかざして

読み取った情報をアマノのDBで保管、その後定期的にOracle19cに送られ、

そこからさらにバッチファイルでOracle18cに送るというなんとも迂遠な方法を取っており

そのバッチファイルが動いていないようでした。

バッチファイルではOracle19cにログインしているのでその辺が怪しいと思い、

ObjectBrowserでアクセスしようとしたら、『EXPIRED』の表示が・・・。

これはパスワードの期限切れだ。(「ORA-28001:パスワードが期限切れです。」)

確かに去年、経理系のシステム導入でOracle19cサーバーを外部の業者に更新してもらった記憶があるので起こりえることではあったのですが

こんなに切れるのが早いものだったかなぁ?

※Oracle19cは60日だそうです

 

とりあえず、コマンドプロンプトから ↓でログインし

sqlplus ユーザー名/パスワード@ホスト名 AS SYSDBA

 

次に↓の記述で期限を無期限に変更

ALTER PROFILE DEFAULT LIMIT PASSWORD_LIFE_TIME UNLIMITED;

 

そして念のため↓のコマンドで各ユーザーのパスワード期限を確認

SELECT u.username, p.limit FROM dba_users u INNER JOIN dba_profiles p ON u.profile = p.profile AND p.resource_name = 'PASSWORD_LIFE_TIME'  WHERE u.username = 'ユーザー名';

 

動き出しました😆

エラーが解消すると上司は落ち着いたのか話を聞いてみると、Vmwareにアクセスして作業していたが、1分程度で仮想マシンがフリーズして作業にならずイラついていたとのこと。

自分の端末も同じ接続方法(無線LAN)で問題なかったので、恐らく端末固有の問題だということで

落ち着きました。