映画「サバハ」
【作品紹介・あらすじ】※シネマートカフェより
韓国映画『サバハ』は、キリスト教から仏教まで古典的かつ広義な宗教構造を要素に含むオカルト・ミステリー。
ある新興宗教の設立経緯とその背景、そして関連する殺人事件の真相を暴こうとする、一人の牧師の執念と奮闘記を描いています。
宗教問題研究所の所長である主人公の牧師が、いわくありげな新興宗教「鹿野苑」を調べるうちに発覚する女児大量虐殺事件。幅広い宗教要素を織り交ぜて描かれる、人間が抱く恐れや自責、防衛といった利己的な心理を複雑に捉えた宗教オカルト・ミステリー映画です。
「神と共に」シリーズや『暗殺』(2015)のイ・ジョンジェが主役の牧師役を熱演し、新興宗教内における四天王の一人チョン・ハナン役を『それだけが、僕の世界』(2018)『スタートアップ!』(2019)パク・ジョンミンが演じています。
監督・脚本は『プリースト 悪魔を葬る者』(2015)のチャン・ジェヒョン監督。「畏れ」に対して人が抱く不安や心理を丁寧に描いています。
イ・ジョンジェ主演ということで
チョイスしたのですが、ワタクシには何だかちょっと難解で深く理解できなかった感がなきにしもあらず。
新興宗教のオカルトチックな内容かと思いきや
仏教、キリスト教等、多種多様な宗教要素が幅広く反映され、オウム真理教にも触れられていましたし、全体的なテーマが壮大なイメージでしたネ。
宗教の知識が備わっているとより楽しめるのかもしれません。
全体的なキャストもベテラン含め、とても良かったデス。
宗教トークも満載で、マニアックに感じられる部分もありますが、最後には全てが繋がる=種明かしもされていくので、難しく考えずに最後まで楽しめましたヨ。
コレはもう、新しいスタイルの宗教エンタメかもしれません‼︎韓流映画、さすがに奥深い‼︎
タイトルの「サバハ」は、サンスクリット語で
「円満に叶う」という意味なのだそうで。
映画の結末から考えると、このタイトルは非常に奥が深いかな〜と。
作品中含め、この世の中には、全てが「円満」な人達って、どれだけいるのだろうかと。
皆、何かを探して生きているのかもしれません。
人間の持つ「願い」や「信仰心」「希望」にスポットがあてられたマニアックな作品でした。
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