コンフェデ杯対ブラジルに「ケルンの奇跡」はならず | 色々

コンフェデ杯対ブラジルに「ケルンの奇跡」はならず

ついにコンフェデ杯、日本にとっての超難関の試練となった、対ブラジル戦。先日のブラジルの対メキシコ戦では、GKジダ(日本戦ではマルコス)、DFシシーニョ、ルッシオ、ロッキ・ジュニオール(日本戦ではジュアン)、ジウべルト・シルバ、MFエメルソン(日本戦ではレオ)、ゼ・ロべルト、カカー、ロナウジーニョ、FWロビーニョ、アドリアーノが先発だったが、バレイラ監督も先刻、日本戦では、疲労困憊の選手がいるため、先発を3、4人代えざるを得ないと言っていた。実際に先発は若干変更。ねらい目は、ルッシオとロッキ・ジュニオール(日本戦ではジュアン)の後ろ両サイドに果敢に攻めることが肝要であった。 「マイアミの奇跡」ならぬ「ケルンの奇跡」をおこすには、ここがポイントであった。前半10分、ロビーニョ、32分、ロナウジーニョのゴールに対して、前半27分、中村が得意の左足でゴール。後半、大黒、中田浩二、鈴木を投入。後半43分、大黒がゴール。 「マイアミの奇跡」では28本のシュートをセーブしたというGK川口も、この日はブラジルに2得点を許してしまった。世界王者の壁を超えることは、充分可能ではあったが。この貴重な経験は、来年のドイツワールドカップに活かしていけると思う。 ブラジル2-2日本 (引き分けで勝ち点ともに4だが、得失点差がブラジルに2及ばぬため準決勝進出ならず)