おはこんにちばんは。今日はY・MSFさんから届きました、ヘドラソフビのセットを紹介します。
発売日は2021年4月3日。タイトルの通り、4つの形態&ゴジラソフビ付きでお値段は12000円。
YMSFさんのソフビは度々再版がありますが、ものによっては機会を逃すと大分待たねばならないもの。ヘドラ飛行形態や水中期は立体化が少ないので、ソフビが特に欲しかったものです。
飛行機は以前売られているのを見たのですが、タイミングが合わず迷っているうちに売切れてしまい、特にゴジラを抱えたままのものは再販を待っていました。
今回、セットでの再販ということで、有難くお迎えです。
尚、他に新作2種も買ったので、楽しみたいと思います!
まずは一番気になっていた「飛行形態手足&ゴジラスタンド」。劇中、満身創痍で倒れたゴジラを運搬するヘドラを再現しています。
正面。
全体はガンダムメタリックに似た色味ですが、実際にはシルバーとのこと。
光の当たり方により微妙に色味が違って見え、造形を活かした見せ方の妙。
目つきもヘドラそのもので、黒目から周囲へ広がる線や縁もしっかりと塗られた見事な塗装です。
側面。腹の下側から皮膚が伸びたように手が発生し、ここにゴジラを抱え込んで運びます。
こね合わせたように見えるディティールがいかにもヘドラという雰囲気で、見事です。
背面。全体的にはエイのようにも見えるヘドラ。オタマジャクシとヘドロをベースにしつつも、時に様々な海の生き物のデザインを取り入れているのでは、と最近思っています。
こちらもヒレ部分のシワや尻尾先の尖り具合、そして全体の凸凹感等、造り込みは大変細やかです。
上から。劇中の造形物は黄色、赤色のように見える色が上部にもあったようですが、こちらはガンメタ一色。
しかし、安っぽさを全く感じさせない造形が違和感を粉砕します。
裏面。人によっては不気味なようにも思える歪な凸凹の集合体ですが、こちらもしっかり、再現がなされています。
アップにするとこんな感じ。左右非対称で塗料が混ざり合う途中のような不気味な意匠が見事に再現されています。
そして、ゴジラスタンド。正面から見ると、Y・MSFさんもジョークで呟かれていたのですが、マイケルジャクソンの如きダンスを踊っているようにも見えるゴジラ。
実際はかなり危機的状況にあるのですが、何だか、見ようによってはユーモラスです。
顔のアップ。目が開いたままなのは気づきませんでした。
ヘドラと戦ったゴジラは「ヘドゴジ」と呼ばれていますが、そのどこかカエルっぽい顔立ちが細かく再現されていることが分かります。
側面。吊られているので、片側の手足と尻尾がだらりと垂れており、無塗装でもその痛々しい状況が類推できる仕様。
塗れば直されですが、抱えさせることを考えると塗らない方がいいのか、と悩んでしまいます。
背面。背びれは小さめですが、ソフビの限界まで尖っており、どちらから見ても見栄えは抜群です。
尻尾は到着時分割されているので、組立が必要。しかし、ドライヤーなしでも差し込んでいじってあげれば取り付けられたのですが、万全を期す方はドライヤーやお湯で柔らかくしてからの方がオススメです。
上側。腕や足、尻尾の力の抜け具合が動きとしてよく分かります。
下側。左足の裏には刻印が、右足の裏は何もありません。別の刻印は尻尾の下側に掘られています。
股部分のシワもすさまじく、さながらスーツ雛型の如しです。
足のシワをアップで。一瞬脚は別パーツかと思うくらい、違和感のないシワの作りでした。
可動部位はありませんが、その分造形で魅せています。
ヘドラに抱えさせるとこんな感じ。完全に密着はしません。
手足部分は比較的柔らかい素材で成型されているため、ストレスと破損の危険性を少なくしてゴジラをホールドすることが可能です。
このように見た目はがっしり掴んでいます。
続いて、手足の無い飛行形態。
裏面を見比べると、手足がない以外は先程と同型と気づきました。
とはいえ、ソフビというのはすげかえが難しいので、セットゆえの贅沢な組み合わせです。
続いて「抱っこ態」。
ん?何だこの名称は…と思ったそこの貴方!是非TwitterでY・MSFさんのつぶやきをチェックです。
この型、実は以前懐古堂さんで黄色成型のものを買い軽くリペイントしたものを持っているのですが、折角新しい色が出るならばとお迎え。
という以前にセットなのですが。笑
むぎゅっと縮められたような姿のため、何だかユーモラスな見た目。持っている元・黄色板は硬質でしたが、こちらは比較的軟質。棘棘している個所もあまり痛くないようになっています。
他の形態は可動がないのですが、この形態は接続部分が未接着のため、多少ロール可動します。
「ちょっと、起こさないでくれる?」
そう言いたげな写真が撮れました。笑
この子は目は真っ黒の塗装。劇中はどうだったかと言われると記憶にないのですが、この名称とデザインから何だか漫画チックで、これはこれでアリかなと思いました( *´艸`)
そして最後は「水中態」。本によっては「水中生(棲)息期」とも呼ばれる、巨大なおたまじゃくしのような形態。
我が家には特撮大百科キャストさんのオーナメントがありましたが、ソフビとしては初のお目見え。
ローライトで煽ると結構不気味です。水中で遭遇したら、主人公のように仰天するのは間違いありません
進化途上の形態らしく、手足はまだヒレで、いわばカエルになりかけたオタマジャクシ。そのヒレも絶妙なシワ感と小さいながらも細やかな造形で見事に再現されており、今にも泳ぎだしそうです。
新生ヘドラも交えて、Y・MSFさん製ヘドラ、各形態集合。
各形態という縛りがあるので、ヘドラボールとお風呂で、ヘドラ。は除外しています<(_ _)>
後残すは最初期のオタマジャクシと、上陸期!
上陸期は是非、直立型と四つん這い型を出していただきたいものです。
全体的に塗装はシンプルなものの、それぞれの形態の特徴を捉えたリアリティ溢れる造形と、それでいて程よいレトロ感の漂う味がついた、見事な一品たち。
怪獣番外地でも似たコンセプトが出るかもしれませんが、あちらはムビモンよりちょっと大きく、さらにお値段も高そうなので、こちらでお迎えできて良かったです。
それでは、今日はこの辺りでバイナラ!
明日は新作2点の紹介です。お楽しみに👋