久々の更新。
ツイートで最近レビューを済ませてしまう私ですが、今回の購入品はやはり取り上げねばなるまいと、更新させていただきます。
今回ご紹介しますのは、東宝怪獣シリーズのソフビが最近ホットなソフビメーカー様、Y・MSFさんの「ヘドラ」。
今回、久しぶりの再版となったソフビです。
梱包状態。いつもながらしっかり、エアパッキンで包装されておりました。
包装状態。薄手ですがビニールに入っています。
いつも保管時はこれに戻すのですが、今回、開封時にテープをゴリライズしたせいで破けてしまいました。新しい入れ物が必要だ…💦
それでは、フィギュアをじっくりと眺めていきましょう。まずは正面。
今回は、ノーマルカラーとメタリックカラーの2種類が発売。8月末頃にハワイカラーなるカラーバリエーションも発売されるとのことで、これまでもお風呂で、ヘドラ。やヘドラボールといったヘドラシリーズを送り出してきたY・MSFさんらしさが溢れています。
当初はメタリックカラー希望でしたが間に合わず、ノーマルカラーを購入。ですが、期待以上に色合いが美しく、また禍々しく、本編より赤みが強くは感じるものの、ヘドラソフビの決定版と言っても過言ではない出来栄えに仕上がっています。
フラッシュ撮影した正面。ちょっと編集の関係でボケ気味ですが、光の当たり方や背景で色の見え方が変わるのも中々お洒落です。
側面。ヘドラといえば、そのボリューム。隆起した背中と縦長の頭、そして引きずられる肉片の如きビラビラとした尻尾。
醜さと美しさが絶妙に混ざり合った造形が、パーツ訳によって再現されています。
幽霊のようにだらりと下げた手の再現もグッド。
背面。映像だと心臓のように脈打っている背中。ソフビらしいモールドではありますが、ボコボコとした左右非対称の隆起が再現されています。
塗装の塗分けもあえてくっきりではなく、赤と黄色が中央辺りで混ざり合ったようになっているのがポイントです。
また、複雑に層が重なる脚部分・尻尾部分の肉づけも素晴らしく、ソフビとは思えないディティールの出来栄えにただただ脱帽です。
上から。不気味なオタマジャクシ…
下から。足裏にはいつもの刻印。尻尾の下は今回、設置することを考えられてかツルツルに。写っていませんが、腕の下側も同様でした。
とはいえ、おかげで安定して立つことが出来、見栄えが良いのであまり気になりません。
各部のアップ。まずは目。個人的に、ヘドラでは一番好きな部分です。
以前販売された者はシール塗装による表現だったそうですが、今回、塗装によって再現。
これが塗り!?と驚くグラデーション付けによってリアリティはぐんと上がり、まさに「目力」溢れたピースに。
瞼にも微妙に色が塗られ、スーツの発光が照り返しているような塗装になっているのがこれまた素晴らしいです。
正面の、あおり気味に撮ってみる。富士山麓で向かい合った若者たち目線ですね。
角度によっては、何だか愛嬌も感じるのがヘドラの不思議です。
頭頂部のひび割れもしっかりと再現。少しくすんだ黄色が実にそれらしく、少し塗装が剥げてしまっているものの、こちらも赤と黄のグラデーション付けが非常に綺麗で、ヘドラの奇怪な美しさを上手く表現しています。
バンダイ版、ムービーモンスターシリーズのヘドラと。大きさは、頭一つ分ほど違い、当時から言われていたヘドラの小ささに対する不満を木っ端みじんにしてくれました。
ムビモンのヘドラは前傾姿勢+尻尾アリサイズなので余計に小さく造形され、小さく見えてしまうのが可愛そうです。
尻尾のボリューム等は、バンダイ版が勝っています。しかし、塗装の美しさは断然、Y・MSFさんのヘドラ。
背中のシワシワ具合は、バンダイ版の方がリアルに感じられます。ううむ、やはりどちらも甲乙つけがたいですね。
ヘドラ好きの方は両方ともそろえて並べるべきです。笑
「コレクション仲間として、よろしく。」
ムービーモンスターシリーズ限定、ゴジラ(1975)と。ヘドゴジのソフビは所有していないので、代役です。
スチール写真から見るサイズ比から考えるとまだまだ小さいですが、横幅で勝っています。
そしてまだ販売の見込みは立たないそうですが、真ヘドラが発売されることになれば、その不満もまた木端微塵に消え去るでしょう。
何より、同スケールでこのサイズのヘドラがあれば、それだけでブンドドが捗ります。
本編未使用のジャンプキック!
ヘドラのアクターさんが後に昭和後期のゴジラ、そして平成のVSシリーズのゴジラを演じられた薩摩剣八郎さん(当時は中山剣吾さん)と知った時は衝撃でした。
以上、YMSFさんのソフビ、ヘドラのざっくりとしたレビューでした。
今年は新作がカマキラスが判明知っており、他にもさらなる真ヘドラやビオランテ、さらには邪神クトゥルフといったものまで販売予定があるY・MSFさん。
目が離せません。
それでは、今回はこの辺りでバイナラ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。