令和の時代にソフビで復活、不死身の新怪獣!
今回ご紹介しますのは、前回のブログにて袋入り状態で登場していました、Y・MSFさんからの着弾品、ガイラ(ダメージバージョン)。
お値段は1体7000円。ガイラの立体物は中々見かけず、かつ、ムービースタジオシリーズサイズのものだとさらに限られるので今回、お迎えしました。
怪獣番外地?…さて何のことやら。
到着時はエアパッキンにくるまれて少し厚めの袋入り。
前面。
ガイラは映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場した東宝怪獣。デザインはウルトラ怪獣のデザインでも知られる故・成田亨さん、スーツアクターは昭和ゴジラの名優、故・中島春雄さん。
この映画の前日譚/姉妹作品である『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』にて海へと流出したフランケンシュタインの細胞から生まれた怪獣で、深海で育ち成長。非情に凶暴で冒頭、漁船を襲う大ダコを屠り、さらに漁船の船員をほぼ食い尽くす惨事を起こします。また、空港に上陸した際は女性も捕食。
これらのショッキングな描写が漫画『進撃の巨人』等に多大な影響を与えたそうです。
身長は25m、体重は1万t。
深海で育ったため太陽など強烈な光が苦手です。
そんな怖いガイラはムビモンで全く立体化されず、レトロソフビでのみソフビは出ています。他にもガレージキットやオーナメントフィギュアは出ていますが、大手のBANDAIさんからはいつになることやら…
側面。
ガイラは以前にも兄怪獣サンダとともに発売されていまいしたが、今回は塗装を一新、ダメージverとして立体化されました。そのため色味はより劇中に近く、ボディのあちこちに赤い怪我部分が塗装で表現されています。
歯を剥き出す、傷ついた獣…
昭和の子どもたちを恐怖のどん底に叩き落したビジュアルが、しっかりと再現されています。
顔及び胸部のアップ。顔の表皮はアクターである中島さんの顔から石膏で型を採り、造られた密着型だったそうで、非常に人間に近い見た目をしており、それでいて25mというシロナガスクジラのような大きさがあるので怖さが余計に増します。
額に浮かんだシワや頬肉のディテール等も素晴らしく、もう少しウェザリングっぽく塗装を足せばより怖いソフビになりそうです。
ちょっと歯の塗装がはみ出しているように感じられるのが気になりますね。
胴体部分。本作から初登場の新兵器「メーサー殺獣光線車」によって付けられた傷が生々しいのですが、正面からだと特にここが目立ちます。
実際はもっと皮膚が剥き出しになってしまい、より生々しかったのですが流石にそこまでグロテスクにはされていません。
Y・MSFさんのソフビはこの程よい緩さが安心感を与えてくれます。
手のアップ。左手には怪我。掌の微妙なシワもしっかりと再現されており、全身を覆う海棲爬虫類のようなゴツゴツした鱗状の表皮と違い、ツルッとしています。
この両手を大きく広げ、少し腰を落としたポージングがまたワイルドで格好良いのです。
下半身。どっしりしております。左太腿にも怪我を負っており、人間だと致命傷ですが、流石はフランケンシュタインの怪物です。
とはいえ、同じくフランケンシュタインの細胞から生まれた優しい怪獣サンダはこの怪我を見て彼を庇おうとしていましたので、致命傷ではないかもしれませんが、怪獣にとってもダメージの大きい個所なのは間違いなさそうです。
それにしてもこの膝部分の変化!いかがでしょうか。ここに膝を動かすための関節の逃げが設けられていそうです。
この再現度よ…
耳。悪魔のように尖った耳は、『進撃の巨人』に登場する主人公エレン・イェーガーが変身する巨人にも見られる特徴です。
この耳の凸凹の造形もまたリアルで、そこに施された怪我の塗装が生々しく感じられます。
背面。背中は両腕を大きく前に突き出す際に肩の筋肉が盛り上がって、背中部分は少し凹んだようになっています。
上から。髪の毛の再現はしっかり頭頂部からの渦巻きも造形されており、片付近に生えた毛と相まって、キメラのような不気味さも感じさせるデザインです。
下から。
足裏にはそれぞれ版権元を示す刻印等。微妙にモールドが入っていて、「まだ作り込めるでぇ!!」という拘りを感じさせられます。
では、いよいよソフビブンドドタイムです!
『サンダ対ガイラ』と言えばやはり…
「やめろ!!」
「いやだ!!」
兄弟怪獣対決ですね。
もっとも、柵ちゅう及び設定では兄弟や親子ではなく、クローンというのが正しいようですが。
育つ環境次第では、ガイラにも希望があったことがほのめかされます。それがまた悲しく切ない作品です。
下は没画像。フラッシュを焚いたら綺麗に写りすぎてモールドの影等がきれいさっぱりなくなってしまい、さらに謎の影が映り込んだため、こちらは没に…
供養ということで載せておきます。
緑色っぽい怪獣同士の対決!
ガイラには凶暴性、ガバラには狡猾さと電撃があります。果たして勝つのはどちらか…
こんなマイナー東宝怪獣同士のブンドドが出来るのも、良い時代です。
ちなみに我が家には以前販売されていた懐古堂さんのガイラがいます。こちらは冒頭襲った船がセットになっており、そのため、手は物を持ち上げているような雰囲気に。
塗装は土汚れが付いたようになっており、顔の色味はやや明るめ。
ガイラ対ガイラ。
アップにすると色味の違いがよく分かって頂けると思います。
海の怪獣つながりで、NECAのナイフヘッドと。人間を食べたい、かつ邪魔する者には容赦をしないガイラなら、場合によっては人類にとって危険な怪獣と戦ってくれますね。
無論、戦いに勝ったガイラはこちらを狙ってくるのでその隙に全力で逃げねばなりませんが。
大ダコの代わりにコブラで。こういう可動タイプのタコが早く出てほしいです。
もっとも、ヘビもなかなか怪獣対怪獣というシチュエーションではアリ。巻き付いて締め上げるも…
パワーで押し勝って引きちぎる!!
大暴れシーン、また見たくなってきます。
ガイラ「いや、これは無理かも…」
サンダ「大丈夫か~!!」
ガイラ「!?」
サンダ「今助けるぞ、兄弟!
必殺そこらへんの木で一撃アターック!!」
コブラ「ひょいと」
サンダ「あっ」
ベチィ!!
ガイラ「へぶっ!!」
ガイラ「おどれは助けたいのか喧嘩売りたいんかどっちなんじゃワレぇえぇ!!」
サンダ「ごめんよガイラ~!!」
こうして兄弟喧嘩(?)が今日も続く…
以上、Y・MSFさんのガイラ(ダメージバージョン)のレビューでした。
まさか令和の時代に…という台詞はもう何度も申しておりますが、本当に貴重な怪獣の立体化は嬉しい限りです。
もうすぐメガロが控えていますが、こちらも推して待ちたいと思います!
それでは、今日はこの辺りでバイナラ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。































