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 今回は12月に購入した「帰ってきたウルトラ怪獣名鑑」から、『帰ってきたウルトラマン』第21話「怪獣チャンネル」登場のビーコンの名鑑をご紹介。

 最近エクスプラスさんとプレミアムバンダイの新しい試みである「ウルトラ怪獣5000」第1弾のビーコンとギラドラスが発送されたそうですが、私はアーツの帰りマンさんがおらず、セブンさんもいない。さらに出来の良いものがギラドラスは名鑑のものを、大きさのあるものはブルマァクのものを所持しているのでスルー。

 

 ぶっちゃけ言うと欲しかったですが(おい)、思い切れませんでした。苦笑

 

 が、ビーコンだけはどうしても気になり、しかし転売屋から高い値段で買うのはシャクなので、ジャンクとして売られていた名鑑を購入。

 ぶっちゃけ、レビューを拝見する限り塗装に関してはこちらの方が良さげです(エクスプラスさんごめんなさい!)。

 

夕焼けに立つ“奇怪”

 

 

 

 

 

 

 

 

 ビーコンは別名「電波怪獣」

 身長37m、体重1万3000t、出身地は『ティガ』のトラウマ怪獣ガゾート(クリッター)と同じ電離層です。

 

 空中に飛び交っている電波を吸収してエネルギーに変換する、新種の宇宙怪獣。顔の中央にある黄色い目がテレビカメラの役割を果たし、見たものを独自の映像として発信、世界中のTVに放送してしまいます。つまりMATや帰ってきたウルトラマンとの闘いもそのままビーコンによって生中継されてしまうことに。

 

 また、電波を出すものには反応する習性があるらしく、MATの作戦で全ての電波が遮断された中、アマチュア無線を使った青年に反応、東京へ飛来しました。

 

 また、東シナ海でジェット機を襲撃しており、それも電波が原因と考えられています。

 

 帰りマンとの戦いではスペシウム光線を目から放つ光線で相殺する等善戦しましたが、空中へ浮遊したところにウルトラブレスレットを顔面に撃ち込まれて墜落、そのまま息絶えました。

 本作では多用された夕焼けの中での決斗でしたね。

 

 では、そろそろ名鑑を見ていきましょう。

 まずは正面。

 

 「怪獣チャンネル」とエピソードタイトルを冠した台座に、住宅街のジオラマ、そしてそこに立つビーコン。このコンセプトは有名なスチールを再現していると思われます。

 

 個体差か何か、家屋のパーツがややはまりにくく、ドライヤーで温めても少し隙間が生じてしまいました。

 

 


 

 

 

 

 側面。美しいグラデーション付けがなされた背中のとげが青緑色のボディーに映えます。ボディにはところどころグレーで汚しや影が入れられ、スーツらしい風合いに。

 手前のビル、側面は真っ白なのがちょっとおもちゃらしくてユニーク(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アップで眺めると、棘の彩色の細かさとその美しさがよくお分かりいただけると思います。棘はややまるみがかっていますが、経年劣化かはたまたお子様への配慮か…

 スーツだとかなり尖っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(画像はYahoo!画像『電波怪獣ビーコン』から拝借)

 

 

 

 

 背面。ビーコンの足元は汚しが多め。ビル、家屋にも微妙に汚し塗装がなされ、リアルな仕上がりに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上から。頭頂部の正面からは見えない部分もしっかりウェザリングされています。

 ピンボケしているので少し見づらいですが、ディティールも造形されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 下から。刻印があります。やたらと縁が毛まみれなのは、撮影スペースと触る際に付けていた手袋、そして台座が擦れて毛羽立ってしまっているからです。

 台座の毛羽立ちはジャンクの中古品ですからね…仕方がないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ビーコンは取り外し可能。寝そべらせれば飛行ポーズらしく…はちょっとならないですね。

 キングジョ―の名鑑のように、2パターンのディスプレイが楽しめるといいのですが、流石にそこまではありませんでした。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジオラマアップ。ビーコンの差し込みジョイントが一本見当たらないのは、折れてビーコンの足の穴に残ってしまっているからです。

 そのため、少しお安く入手出来ました。

 

 それにしても、名鑑の建物ジオラマは本当にリアルですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ビーコンのみを撮影。ボディーは赤っぽいですが少し退色。縁をはじめ、ところどころにウェザリングがなされてリアルな仕上がりに。

 

 グレーだけではなくブラウン、ブラック等多種多様な色遣いが、当時ワンコインで買える価格の商品でこんな化け物クオリティーのものを作っていたと考えると、本当に恐ろしく、また貴重な時代でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 顔のアップ。ピンボケしていますが…汗

 

 中央の目はオレンジがかった黄色、端の目は2つとも暗い赤。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さすがに発光表現までは出し切れていませんが、この造形、スチール写真と比べると半端ではありませんね。

 

 

 

 

(画像はYahoo!画像『電波怪獣ビーコン』から拝借)

 

 

 

 

 ねずみ男のような出っ歯もしっかりと造形・彩色されており、これがあるおかげで怖くなりすぎず、何処かユーモラスなイメージさえ与えます。

 5000シリーズも是非、このやりすぎなくらいの塗装で!!…

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上、帰ってきたウルトラ怪獣名鑑「怪獣チャンネル」のレビューでした。

 

 プレミアムバンダイは色々と課題の多い商品展開ですが、海外のメーカーに負けず、大事な国内産業として是非、盛り上げ続けていってほしいものです。

 

 また生産地が変わったそうですが、技術がしっかりと現地で育まれますように!!…

 

 

 それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

 バイナラ!

 

 

 

 

 ちなみにウルトラ怪獣5000のビーコン&ギラドラス。

 

 …造形はいいのですがね。お値段と塗装が…

 

 

 

(画像はYahoo!画像『電波怪獣ビーコン』から拝借)