「おやおや…

中の人が出て来てしまったようだ」

 

 ケムール人さながらに夜の町を疾走し、GRIDMANを襲う怪獣ナナシ(B)、遂に登場。

 

 

 

 

 

 

ヴォォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォオッ……

 

 

 

 

 

 

 

 というわけで、今回はマックストイさんから発売された「アカネくんの怪獣工房」シリーズのナナシ(B)をご紹介いたします。

 以前ご紹介させていただきましたナナシ(A)同様、イベント終了後マックストイさんのHPにて追加で受注限定生産にて発売、一体4800円(送料別)。

 12月10日にヤマト運輸さんに運ばれ、我が家へやってきました。

 

 ワンフェス…だったでしょうか。そちらで発売されたのですが参加できず、がっかりしていたところなんと再受注がかかり、思わずPCに向かってお辞儀してしまう程喜びました。

 

 まずは袋入り状態・表。

 

 

 

 

 

 

 

 

 袋入り状態・裏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘッダー・表。ナナシ(A)同様、アカネくんの怪獣製作室をイメージしたイラストです。いつも思うのですが、こうした製作部屋は地震が起きたらヤバいことになるんだろうなあ…

 それを思うと、あれだけ街の中で巨大なものが戦っているのにアカネくんの怪獣屋敷はよく無事だな…と感心します。やはりアレクシス・ケリヴが守っているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみにヘッダーイラストにはナナシ(B)もいますが、プロポーションが…笑

 今回のソフビはデフォルメアレンジされているため、比べると手足の長さに非常に差があります。こちらのナナシ(B)は滅茶苦茶モデル体型ですね。

 何だそのポーズは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 裏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 袋は(A)同様にジップロックタイプ。

 ここから出して中身を見ていきましょう。まずは正面。

 

 ナナシ(B)は別名「****怪獣」。フルパワーグリッドマンに倒されたのち、立ち尽くしていたナナシ(A)から脱皮…というより無理矢理服を脱ぎ捨てるかの如くに外皮を引き剥がして出現。奇妙な笑い声を発しながら町を進撃し、人々の記憶を操っていた“霧の怪獣”を惨殺。さらに出動してきたフルパワーグリッドマンにも怯まずトリッキーな動きでかく乱。

 

 アシストウェポンの装甲を無理矢理引き剥がしては放り投げて合体を強制解除させ、孤立したGRIDMANを追い詰めました。

 

 しかし、「GRIDMANを守るため、ともに戦う」ことを決めたアンチが乱入、新たなるGRIDMAN、グリッドナイトへと変身し、彼に動きを読まれて劣勢に。

 最後はグリッドナイトサーキュラーを受け、頭から股まで真っ二つに裂かれて爆散しました。最後の瞬間まで爆笑しており、『ウルトラマンA』のダイダラホーシや『ウルトラマンティガ』のエイリアン・メンジュラといった笑う怪獣たちを思い出しました。

 

 塗装は劇中に忠実で、色が混ざる部分は自然な薄さで馴染ませ、綺麗に仕上げられています。シャコ貝のような顔の隙間から覗くテールランプのような真っ赤な目が実に奇ッ怪です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 側面。爪は劇中だと鋭く尖っており、手足が長いことを活かして攻撃していました。しかし、アレンジによってややシャープさは抑えられ、子供が触っても安全なまるみが付けられています。

 しかし、この商品は「Not for Child」という。

 

 筋肉が剥き出しになったような関節部分の造形は非常に丁寧で再現度が高いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 背面。こちら側にも口が空いているのは、ソフビで見て初めて知りました。塗装・造形は勿論抜かりなし。そしてこちらから見ると本当に餃子に似ています。

 レトロソフビ風の風合いも手伝って、劇中よりも可愛らしく感じられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上側。突進に用いていることから、凶器の役割を果たす頭頂部も少し角が丸まっています。背景に少しボディーカラーが溶けてしまっているのはご愛敬。

 デジカメぇ…(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 下側。

 

 

 

 

 

 

 

 

 右足にはマックストイさんを象徴するように「M T」、

 

 

 

 

 

 

 

 

 左足の裏にも版権元がそれぞれ刻印されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 可動箇所は両腕。腰(?)も一応分割されていますし接着されていませんが、可動というほどは動きません。

 というより、動かすと顔の隙間がズレて妙な見た目になってしまうので、あまり動かす必要性はないかもしれません。笑

 

 それでも、「少しだけでも動く」のがソフビとしては嬉しいポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 スーパーミニプラのGRIDMANと。実際のスケールよりは少し背が低いものの、取っ組み合わせるには申し分ないサイズ。煽りで撮れば、絶望感もマシマシに。

 ※レビューはしていませんが、スーパーミニプラGRIDMANはリペイントしてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 危うし、GRIDMAN!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上、ざっくりとですがマックストイのソフビ怪獣、ナナシ(B)のレビューでした。

 

 ナナシ(A)が再受注されたおかげで、希望を捨てずに転売屋の誘惑に耐え続けた結果、マックストイさんから無事に入手することが出来、スーパーミニプラGRIDMANともブンドドできて大満足。

 ですが、自作で手足のもっと可動するナナシ(B)や宇宙人を作ってみたくなりました。

 

 それでは、今日はこの辺りでバイナラ。

 最後までご覧いただきありがとうございました。